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Quest25:新奥義を会得せよ【後編】



「こ、こんな所で買い物していいの?」


 フジカはロジャース商会の前で足を止めた。


「お嬢様なんだから慣れてるだろ?」

「こっちの世界じゃお店に入ったことないし。それに、男の人とお店に来るのって初めてだし」


 恥ずかしいのか、フジカの頬が朱に染まる。

 唇を尖らせている所が可愛らしい。


「こっちの世界じゃって、どうやって装備を手に入れてたんだ?」

「業者が来て、予算の範囲内で装備を買う感じ。と言っても三人がよさげな装備を手に入れちゃうから……」


 ふぅ、とフジカは溜息を吐いた。

 酷い対応だが、文句を言えない雰囲気が形成されていたのだろう。

 いや、とマコトは考えを改める。

 同調圧力が形成されていたにせよ、クラスメイトが死んでいるのに誰も文句を言わないなんてことがあるのだろうか。

 もしかしたら、スキルで疑問を持てないようにされていたのかも知れない。


「今考えることでもねーか」

「どうしたの?」

「いや、何でもねーよ」

「入ろうぜ」


 マコトが手を伸ばすと、扉が開いた。

 自動ドアではなく、店員が開けてくれたのだ。


「マコト様、ロジャース商会へようこそ」

「久しぶりだな」


 簡単な挨拶を交わして店に入る。


「本日は……お連れ様の装備で?」

「ああ、ジョブは僧侶だ」

「どうぞ、こちらに」


 店員に先導され、店の奥に進む。

 途中にあった黒炎のロゴ入りコートを見て、噴き出しそうになる。

 不意に腕が重くなる。

 フジカが袖を掴んだのだ。


「マコトさん、凄く高そうなんだけど!」

「それなりの店らしいからな。金はあるから心配しなくていい」

「それは分かってるけど」


 心細いのか、フジカは袖を握ったままだ。

 マコトは店の奥――冒険者向けの装備が置かれているコーナーで立ち止まった。


「は~、こんなにあるんだ」

「金額は気にしなくていいぞ」

「う、ん」


 フジカは頷きながらも袖から手を放そうとしない。

 仕方がなく、店員の下に向かう。


「僧侶ということですので、防具はこちらがよろしいかと」

「革鎧か」

「はい、こちらは剣角鹿ソーズ・ディアーの革を加工して作ったものです。剣角鹿は名前が示す通り、剣のように鋭い角を持ったモンスターです。発情期には角を突き合わせて雌を奪い合いますので――」

「耐久力が高いってことか?」

「その通りでございます」


 店員はニヤリと笑った。


「耐久力なら魔羆イビル・グリズリーの方が高いんじゃねーの?」

「申し訳ございません。魔羆の革鎧は特注でして」


 店員は申し訳なさそうに眉根を寄せる。


「リブと会った時の毛皮を取っておけばよかったな」

「剣角鹿にも十分な耐久力がございますし、マントやローブと組み合わせる方法が主流でございます」

「そうか」

「そうでございます」


 嘘を吐いてるんじゃねーよな? とマコトは店員を見つめる。

 だが、店員は営業スマイルを浮かべている。

 見事な営業スマイルだ。

 真意を見抜くのは難しい。

 クイ、クイと袖が引かれる。


「マコトさん、特注とかいいから。そういうのは自分で買うから」

「そうか?」

「そう!」


 フジカは力強く頷いた。


「これでいいか?」

「もちろんだし!」


 ブンブン、とフジカは首を縦に振った。

 お嬢様という生き物は我が儘なものだと思ったが、そうでもないらしい。

 そんなことを考えて笑う。

 お嬢様と付き合ったことはもちろん、会ったことさえないのだ。

 必然、マコトの想像するお嬢様はフィクションの存在となる。


「なんで、笑ってるの?」

「いや、何でもねーよ」


 フジカの頭を軽く撫でる。


「マントは?」

「僧侶ということでしたらローブの方が宜しいかと」

「チームのロゴは?」

「そうですねぇ」


 店員は思案するように腕を組んだ。


「今日は無地のローブをお買い上げ頂き、後日交換では如何ですか?」

「無料、だよな?」

「もちろんですとも」


 店員は営業スマイルを浮かべたまま大きく頷いた。

 ちなみに手は揉み手だ。


「儲かってるのか?」

「はははっ」


 店員は朗らかに笑う。

 笑っただけだ。

 どれくらい儲かっているのか気になったが、これからも良好な関係を続けるためには黙っておいた方がいいだろう。


「ローブは火鼠の革か?」

「その通りでございます」

「なんで、すぐに用意できるんだ?」

「鼠ですから」


 かなり数がいると言うことか、それとも養殖に成功したのか。

 どちらにせよ、企業秘密を明かすことはしないだろう。


「そう言えば……」


 マコトはフジカを見つめた。


「な、何?」

「武器はどうしてるんだ?」

「武器って言うか、魔法の増幅器ならあるし」


 フジカはマコトに手の甲を向け、中指にある指輪を見せた。

 小さな宝石の付いた銀色の指輪だ。


「武器は?」

「一応、杖を持ってたんだけど、折れちゃって」


 フジカは蚊の鳴くような声で言った。


「そういうことでしたら、こちらのフィンガーリングブレスレットは如何でしょう?」

「メッチャ高そうなんだけど!」


 店員が小さな箱に入った装飾具をこちらに向け、フジカは声を張り上げた。

 無理もない。

 まず、箱自体が高級感を漂わせている。

 そこに納められたのは銀の鎖で繋がれた指輪とブレスレットだ。

 各所に宝石がちりばめられ、実に高そうだ。


「さらに、こちら!」


 そう言って、店員は手の平で杖――恐らく、錫杖――を指し示す。


「こちらの錫杖はシルバーオークを加工して作った一品! 打撃武器として使えるばかりか、魔法の増幅器としての役割も果たします! フィンガーリングブレスレットと併用すれば魔法の増幅率はさらに上昇します! 今ならサービス価格……」


 天井知らずに上がっていくかと思われたボルテージが急激に下がり、店員は箱の蓋を閉じてタブレットを叩いた。


「革鎧、ローブ、フィンガーリングブレスレット、錫杖……この価格では如何ですか?」

「ちょ、超高いんだけど!」


 店員がタブレットをこちらに向け、フジカは悲鳴じみた声を上げた。

 マコトの装備よりも高い。


「ブーツもサービスしてくれるなら」

「ああ……なるほど」


 店員はフジカの足下を見て、納得したように呟く。

 ずっと履きっぱなしだったのか、彼女のブーツはかなり傷んでいる。


「下着と服も必要だな」

「それは自分で買うから!」

「ついでだから買っちまえよ」

「……マコト様」


 パンパン、と店員が手を叩く。

 すると――。


「お呼びでしょうか?」


 女性の店員がやって来た。

 背の高い、冷たい感じのする美人だ。


「こちらの方に下着と服を」

「承知しました。どうぞ、こちらに」


 そう言って、女性店員は歩き出す。

 途中で立ち止まり、こちらに視線を向ける。


「そうか、デリカシーが足りなかったな」

「そういう意味じゃないんだけど」

「とにかく、見てこいよ」


 マコトが背中を押すと、フジカは渋々という感じで女性店員の下に向かった。


「先にこっちの会計を済ませていいか?」

「もちろんですとも」


 店員がタブレットを差し出し、マコトは手の平で触れる。

 ウィンドウが表示され、金額が変化する。


「あとはフジカ待ちか」

「香茶を用意いたします」

「悪ぃな」

「いえいえ、マコト様は大事なお客様ですから」


 店員は演技がかった仕草で首を横に振った。



 マコトは城門を出て、いつもの空き地に向かう。

 リブは岩に座っていた。

 手を抜く気はないらしく完全武装だ。

 傍らにあるのはマコトの装備だ。

 こちらに気付いたのか、リブは立ち上がった。


「遅かった……あ? フジカは?」

「先に帰らせた」

「マコトって朴念仁だよな」

「荷物が多かったんだよ」


 服と下着を買ったら結構な量になってしまった。

 あれだけの荷物を持ってここまで来るくらいなら宿に帰らせた方が楽だ。

 マコトはそう考えたのだが――。


「それで先に帰らせたのかよ。デキる男は宿まで見送るもんだぜ」

「デキない男だから仕方がないだろ」


 仕事ができて、遊びもできる。

 そんな男に憧れた時期もあったが、自分には無理だと諦めてしまった。

 マコトは岩に歩み寄り、籠手と脚甲を身に着ける。


「それに先に帰るって言ったのはフジカだぜ」

「分かってねーな。本当は宿まで送って欲しかったに決まってるじゃん」


 やれやれ、とリブは肩を竦めた。


「逆に気を遣うんじゃねーの?」

「分かってねーな。女はそういう気遣いが嬉しいもんなんだよ」

「……リブがフジカの立場ならどう思う?」


 ふと疑問に思い、尋ねる。

 すると――。


「あたいに構ってねーで、さっさと次の場所に行けって思うに決まってるだろ」

「違うじゃねーか」


 リブらしいと言えばリブらしいが、自分が思っていることと逆のことを言わないで欲しいものだ。

 マコトは拳を打ち合わせ、空き地の中央に立つ。


「さて、やるか」

「合図はどうするんだよ?」

「そっちに任せる」

「随分、余裕だな」


 リブはポールハンマーを担ぎ、獰猛な笑みを浮かべた。

 一泡吹かせてやる。

 そんな気持ちが伝わってくるような笑みだ。


「じゃ、こいつを投げたら開始だ」


 リブはポーチから硬貨を取り出し、指で弾いた。

 澄んだ音が響く。


「まだ始まってないんだよな?」

「ああ、始まるのは……」


 リブは指で硬貨を弾き――次の瞬間、突っ込んできた。

 マコトは慌てて拳を構える。


「コインを投げたら開始なんだろ!」

「ちゃんと投げただろ!」


 リブは怒鳴り返しながらポールハンマーを振り下ろした。

 相変わらず、正々堂々と勝負しないヤツだ。

 まあ、傭兵とはそういうものかも知れないが。


「地震撃!」


 先端が地面に突き刺さり、放射状に亀裂が走る。

 地震撃は行動を阻害する効果を持つ技だ。

 今まではマコトに対して効果を発揮しなかったが、わずかに動きが鈍る。

 レベルが上がっているのか。

 それとも、眷属になったことでステータスが底上げされているのか。

 どちらにせよ、確かめる術はない。


「オラァァァッ!」


 その隙を逃さず、リブはポールハンマーを横に振る。

 地を這うような一撃だ。

 マコトは踏み込み、脚甲でポール部分を受け止める。

 ダメージはないが、あまり心臓によくない。


「――ッ!」


 リブはポールハンマーを引いた。

 尖った部分で足を引っ掛けるつもりなのだろう。

 マコトは軽く足を上げ、攻撃を回避。

 さらに足を振り下ろす。

 武器を破壊するつもりはない。

 足の裏で押さえつけようと思ったのだ。


「オラァァァッ!」


 リブの声が響き、前を見る。

 すると、リブが間近に迫っていた。

 マコトはサイドステップで体当たりを躱し、距離を取る。

 フェイントを入れたつもりなのだが、技術が拙いせいか、引っ掛かってくれなかった。


「オラァァァッ!」


 濁った風切り音を立てながらポールハンマーが迫る。

 横薙ぎの攻撃。

 当然、横に躱すわけにはいかない。

 真後ろなど論外だ。

 斜め後ろに躱すが、リブはポールアクスを旋回させながら尚も迫ってくる。

 とは言え、彼女は人間種だ。

 次の攻撃を繰り出すまでにタイムラグが生じる。

 マコトは攻撃を躱しながらタイミングを計る。

 踏み込んだ瞬間、胸に衝撃が走った。

 リブが胸倉を掴んできたのだ。

 彼女は傭兵なのだ。

 武器を使って戦うだけが能ではあるまい。

 マコトは咄嗟にリブの手を掴み、捻り上げた。


「あ、いッ!」


 痛みにか、リブは顔を歪め、前傾になる。

 これは彼女の意思によるものではなく、腕を捻り上げたせいだ。

 それでも、服を掴んでいるのだから流石だ。

 マコトは手を掴んだままリブを振り回した。

 ただ、振り回すのではない。

 その軌道上に膝を置く。


「チッ!」


 リブが服から手を離し、マコトも手を離す。

 流石、傭兵と誉めるべきか。

 手を離さなければ顔面を強打していたことだろう。

 リブは地面を転がり、立ち上がった。


「おいおい、関節技を使えるなんて聞いてねーぞ」

「俺が習ったのは総合格闘技なんだよ」


 関節技はもちろん、投げ技、杖術――杖を使った戦い方もある。

 もっとも、杖術を教わる前に引退してしまったが。


「へへ、やるな」

「嬉しそうだな」


 リブが笑みを浮かべながらポールハンマーを構え、マコトは小さく溜息を吐いた。


「マコトは楽しくねーのか?」

「暴力は苦手なんだ」

「あたいは楽しいぜ。強くなってる自分を実感できるし、目的もあるしよ。もっと強くならねーとな」

「バトルマニアだな」

「それは否定しねーけど、いざって時にマコトに頼ってばかりってのは性に合わねぇんだよ。チームなんだからさ」

「……そうか」


 マコトは胸を押さえた。

 自分ばかりが戦っていると思ったことはないのだが、仲間が支え合うために強くなろうとしてくれている事実は胸に染みる。


「そうだ、ぜッ!」


 そう言って、リブは土を蹴り上げ、突進してきた。


「ちょっと感動してたのに最悪だ!」

「油断する方が悪ぃんだよ!」


 リブがポールハンマーを振りかぶる。

 また横薙ぎの攻撃を繰り出すつもりだろう。

 踏み込むべきか、それともバックステップで躱すべきか。

 不意にリブが笑っていることに気付く。

 嫌な予感がする。

 考えてみればリブは切り札を隠し持っていることが多かった。

 今回も切り札を用意していても不思議ではない。

 だとすればそれは――。


点火イグニッション!」

「点火!」


 マコトとリブの声が重なり合う。

 漆黒の炎がマコトの右腕を、リブのポールハンマーを包む。

 リブが予想外と言わんばかりの表情を浮かべる。

 だが、それも一瞬のこと。

 笑みを深め、ポールハンマーを振る。

 右腕とポールハンマーがぶつかり合い、衝撃が炸裂する。

 マコトは耐えきれずに吹き飛んだが、リブはバランスを崩しただけだ。


「地震撃・改!」


 リブは力任せに体勢を立て直し、ポールハンマーを振り下ろした。

 先端が地面に突き刺さり、放射状に亀裂が入る。

 それだけではない。

 漆黒の炎が噴き出し、亀裂を広げながらマコトに迫る。


「スゲー……なッ!」


 マコトは即座に体勢を立て直し、足を地面に叩き付ける。

 足を中心に地面に亀裂が入り、漆黒の炎が噴き出す。

 そこに地震撃・改による亀裂が到達した。

 均衡は一瞬だ。

 乾いた音と共にリブの炎が弾け飛んだ。


「は~、これも駄目か」


 リブはその場に座り込み、天を仰いだ。

 片膝を立てているせいで褌が丸見えだ。


「いや、かなりヤバかったぜ?」

「……ポールハンマー」


 リブはボソッと呟いた。


「躱せただろ?」

「多分、な」


 チッ、とリブは舌打ちし、よく鍛えられた太股を支えに頬杖を突いた。

 ふて腐れたようにそっぽを向く姿が子どもっぽくて可愛らしい。


「念のために言っておくけど、多分だぞ、多分。躱せないかもって思ったから攻撃を受けたんだからな」

「念を押さなくても分かってるよ」


 リブはゆっくりと立ち上がり、パレオに付いた土を払い除けた。


「やっぱ、地力を上げないと勝てねーな」

「まあ、それはな」


 技術で一矢報いることはできるが、ゴリ押されればそれまでだ。

 だが――。


「ステータスが高けりゃ勝てるってもんでもないからな」

「は~、色々と頑張らねーと」


 リブは深々と溜息を吐き、パンパンと頬を叩いた。


「よし! 反省終了!」

「立ち直るのが早いな」

「それがあたいの長所だ」


 そう言って、リブはマコトの肩に手を回してきた。

 汗の臭いが鼻腔を刺激する。


「どうよ?」

「ムラムラしねーな」


 チェッ、とリブは可愛らしく舌打ちした。


「ムラムラしたら……ああ、いや、ムラムラしたらシェリーを誘え」

「なんで?」

「先輩を立ててるんだよ」


 分かってねーな、と言わんばかりの口調だ。

 二人の女性と同時に付き合ったことがないので反論できないが、そういうものなのかも知れない。


「ムラムラして誘うってハードル高ぇな」

「カウンターで水を飲んでりゃいいんだよ。そうすりゃ、シェリーが段取りを整えてくれるって」

「そうなのか?」

「そうなんだよ。シェリーは遣り手だ、多分」

「かなり不安なんだが」


 魔性の女と感じることはあるが、そこまで任せていいのだろうか。


「駄目ならその場のノリで何とかなるだろ」

「結局、それか」


 マコトは小さく溜息を吐いた。


「そう言えば……」

「あたいならいつでもOKだぜ」

「そっちじゃねーよ」


 親指を立てるリブに突っ込む。


「じゃあ、何だよ?」

「いつ精霊術を使えるようになったんだ?」

「シャワールームで試したんだよ。地震撃・改はぶっつけ本番だったけどな」


 リブはニッと笑った。


「どれくらい使えそうなんだ?」

「感覚的に炎を纏うのは長く保ちそうにねーな。地震撃・改は一日に二回打てればいいほうだと思う」


 フェーネと同じく多用はできなさそうだ。


「ま、レベルを上げりゃ何とかなるだろ」


 リブはあっけらかんとした口調で言った。

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