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休息?たまには必要だろ、人間だもの。

次の日の朝、頭が少し痛い。

寝起きだからだろうか、そんなことを考えながら魔道時計を確認する。

いつもより起きるのが遅くなってしまった。

「くそっ」

つぶやく、だれに対していったのかもわからない。特に意味もない呟き。

修練場に行く。来た理由は特にない。正直今日は頑張る気になれない。来たのは多分癖のようなものだろう

____________________

筋力,180

持久,140

俊敏,210

頭脳,650(努力量ペナルティにより現在ステータス450)

魔力,320(努力量ペナルティにより現在ステータス220)

幸運,130


職業,異次元の勇者 / ★★★★★


固有システム,努力が必ず報われる

(※努力量に応じて「別枠報酬」を抽選)

システム,魔法の探求者(魔法の習得速度に補正がかかる)


スキル,上級魔法を極めしもの 中級魔法を極めしもの 初級魔法を極めしもの

____________________

ふとステータスを開く。意味は特にない。ちょっと確認したかっただけであろう。

ペナルティはちょっと軽くなっている、一安心だ。だが、まだ完全に治りきっていないのはなぜだろうか

ステータスを確認しようとした後、癖でToDoリストを呼び出しかけて、やめた。

――今は、見たくなかった。


一抹の不安を抱えながら修練場にふらふらと入っていく。

「まあ、せっかく来たんだからな,,,」


***


木刀を握る、駄目だ、、、なかなかやる気になれない。

もしかしたら今日は疲れているのかもしれない。昨日ダンジョンへ行ったからかもしれない。

とぼとぼと田中が魔術訓練をしている方向へ歩いていく。

師範が「ム,,,あの魔力の波動は,,,」と小さくつぶやいたことには当時俺は気づいていなかった。


「汝全てを飲み込め,汝全てを壊せ,崩壊せよ,崩壊(カタルシス)ッ!!」

田中が詠唱し終えると手を突き出していたところに亀裂が発生し、どんどん広がっていく。

空間がねじ曲がり、縮小していくと、最後に爆発した。

今日もやはり、田中は超級魔法の練習をしていた。どんな日にも好きなことに一直線な田中には正直あこがれる。

「ハァ,,,」

だが、俺は何もする気にはなれなかった。

「あれ?おい鈴木!!」

田中に呼び止められる。

今日はだれとも話す気になれない。

悪いな田中,,,

「おーい!!!」

無視を続ける俺を田中は必死に呼び止めようとしていた...


自室に戻ってきた。今日は1日のんびりしてみようと思う。

こっち側に来てから、いつも頑張っていたしたまにはこんな日があってもいいだろう。

部屋の窓から外を見ると修練場が見える。そこにはとんでもない威力の魔法を撃つ田中と武器の整備を行う佐藤の姿があった。

「俺が休んでいる間にもあいつらは...」

・・・

ぶんぶんと頭を横に振る。今日は休むって決めたんだ。そう、俺は悪くない。決して,,,,,



そのあと、俺は日課の日記を書き、睡眠をとった。

久しぶりに夢を見なかった。

次目が覚めるともう次の日の朝だった。

眠っている間、システムは静かに判定を終えていた。

それに気づくのは、もう少し先の話だ。

気楽に感想や、反応をもらえると嬉しいです。踊り狂います。

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