また2人で
危ない子って気づいた私は早めに引っ越しを決めることをお母さんに伝えた
もちろんそのことはさくらちゃんにも伝えていないしクラスメイトのみんなも知らない
「明日の朝 この街を出よう」 とそう心に決めた
そして朝 電車の切符を買ってお母さんともに 改札口を抜けようとした時
「ユリちゃん?」
「え?」
さくらちゃんが現れた さくらちゃん澄んだ瞳でこちらをみてなんだか寂しそうな目をしている
「私はまたも動揺している 私が早く引っ越しを決めたことはクラスメイトには内緒にしていたからだった
「行っちゃうの?」
さくらちゃんの甘えたような寂しそうな表情
昨日のことが無ければ私はすぐにさくらちゃんを抱きしめてさくらちゃんと共に涙を流していたかも知れない
「最後に手を繋ぎたい!」
「うん、!」
私はこれが最後だと思ってさくらちゃんに手を差し伸べた
「ユリちゃんの手 ほんとにあったかいね!)
「ありがとう」
苦笑いとしながらさくらちゃんに喜びを伝える それはほんとの喜びではない
「ずっとこうしてたいね 」
「うん、そうだね」
私はこの場から早く立ち去りたいと思った
最後に改札口を通ったところで さくらちゃんが叫ぶ
「私!ユリちゃんの事が大大大大大大大大大大大大大大大大大 だーいすきだよ!」
満面の笑顔にはどんな闇が隠されているのか私は知っているから 私はこう答えた
「私もだよ」
「ユリちゃん!?私の愛のメッセージカード読んでくれたかな?」
ユリちゃんが転校を知った日からずっとずっとユリちゃんに思いを伝えたいっていうずっと思ってた!
だからユリちゃんが引っ越しするのは3日後だけど 私は1日目からずっとユリちゃんの最寄りの駅でユリちゃんが来るのをずっと待ってたの
1日目でずっと待ってたら ユリちゃんが来た
(あれ?3日後に引っ越しするって言ってたのに)
私は居てもたっても居られなくってユリちゃんの前に出てユリちゃんのことを叫んだ
「ユリちゃん?」
ユリちゃんは不機嫌そうな顔をしていたけれど 多分 急に来て恥ずかしがってるんだと思ったから別になんとも思わなかった
ユリちゃんと手を繋いだ やっぱりあったかかった
改札口を通り過ぎるとき 私は(もう終わっちゃう!」って思ってユリちゃんに告白をした
「ユリちゃん!大大大大大大大大大大大大大大だーいすきだよ!)
するとユリちゃんは振り返って「私もだよ!」っだってさ
すごく嬉しかった
でも、ユリちゃんは私を好きが そっちの意味じゃないってわからないと思う
「ユリちゃん?また会いに行くからね!」
引っ越して数日 私は新しい学校で新しいクラスメイトとともに歩みを迎えた
「みなさん、席についてくだーい!」
「はーい!」
朝の会がはじまった
「今日から私たちのクラスで一緒に勉強をしてくれる新しいお友達を紹介します」
「え?すごい!!」
新しいクラスメイトの子たちがざわざわとざわめいている 男の子なんかは「かわいい女の子かなー?」っなんて言っちゃってるし女の子は「イケメンくんお願い!」なんて これまた同じことを言っちゃってる
(私もすごくドキドキしてる 今度はいい子がいるといいけれど)
「それでは入ってきてください」
「ガラン」
静かにドアが開けて 私は教室をみわたす
そして私は黒私板に名前を書きいれる すごくきれいな字で
「音葉ユリと申します 地方からきました よろしくお願いします 親の転勤でしばらくの間この学校に入学することになりました」
「そして もう一人 トモダチになる生徒を紹介します」
「誰だろう?)
教室のドアが静かに開く
「え?」
「こんにちは!丸山桜でーす!ユリちゃんの後を追いかけて来ちゃった!みんなみんなよろしくね!」
「すごい!かわええええ!」
「えへへ?そうかな?」
さくらちゃんはすごく困ったような顔をしてすこし赤くなッている
「コラコラ!ちゃんと席に着きなさいね!」
【ほんとにさくらちゃんは元気で笑顔がかわいい手ですね】
違うんです 先生 この子は
(危ない子なんです)
この続きはノクターンで書きましょうか(笑)




