お別れパーティーするの7
ユリちゃんがこの街から去る と聞いた あの晴れの日 気づいたトモダチのままじゃ嫌なんだと
誰よりもよく知ってるユリちゃんだから その想いはどんどん強くなって 離れたくないって思っちゃう
今更好きって言葉はやっぱり恥ずかしくって言葉じゃなくて手紙に書くことにした
手紙で書こうと思ったけど大好きって書けない でも伝えたい 伝えたい 伝えなきゃ伝えられない もし伝えられなかった後悔する
でも伝えたらトモダチではなくなるかもしれない
「うーんどうすれば」
ユリちゃんの笑顔を思い出す このままじゃ終われないと思ったから
私は書いた 将来の未来図のために
私は手紙では堅苦しいと思ったから メッセージカードに書くことにした これならユリちゃんも笑顔で読んでくれると思ったから
メッセージカードを無事に書き終わるとそれをランドセルにしまい込む
私の机にはランドセルを背負った2人の無邪気な写真が飾れている
私の部屋の中にはたくさんのユリちゃんの写真がある
それは1枚1枚大切でアルバム用と壁に飾る用の2枚は必ず持ってる
この写真ははじめて 放課後デートした写真
最初は商店街のおばちゃんに邪魔されたけど喫茶店では
一つのストローを使って一緒に飲んだ
これは日曜日に洋服店に行った写真
ユリちゃんが選んでくれた洋服は毎日欠かさずに着てるし ユリちゃんが試着した服を次は私が着たこともあった ちょっとユリちゃんの匂いもしたし
これは はじめて私の部屋にユリちゃんがきてくれた写真
ユリちゃんと熱く語りあったよね? 東京の話 そうか 転校する話の前だからわかんなかったけどユリちゃんは東京に行くんだね?だから私に東京の話をしたんだ
それからユリちゃんが疲れて眠っちゃった時はすごく興奮したなぁー 胸がドキドキした
いつまでも目を覚まさないからユリちゃんの寝顔たくさん取ったよ?
それでもユリちゃんは全く抵抗がなかったから身体を真っ直ぐにして手とか足の裏の写真とかたくさん撮っちゃった
すごくドキドキしたけどどれもすごくかわいかったから全然飽きなかった
それもこれも全部私の思い出 ユリちゃん?転校してもずっとトモダチで居ようね?
「あ!遅刻しちゃう!」
私はランドセルを背負って学校に向かう 今日はとっても大事な日だから絶対 遅刻出来ないの
だって今日はユリちゃんのお別れパーティーなんだから
小学校につくと黒板にはユリちゃんありがとうのメッセージが描かれていた
真ん中には今日の主人公 ユリちゃんがいる
まずは歌の発表会 お別れを歌にするのはすごく悲しかったけど頑張って涙を流さないように歌った
次におやつパーティー ユリちゃんと隣の席に行きたかったけど 他の男子ががいて行けなかった
ユリちゃんの大好きなお菓子 大好きな食べ物がならぶ 私はユリちゃんの全てを知ってるから全部私が選んだ
最後にメッセージカード渡し
クラスメイトのみんなからユリちゃんにメッセージカードを渡す
お互いが最後に一言メッセージを送る ユリちゃんもそれを聞いて涙があふれているようだった
私の番がきた ユリちゃんとはずっと毎日過ごしてきたから一言メッセージだけじゃ伝えられない 1時間でも何時間でもメッセージしていたいぐらいだったのに 先生が許してくれなかった
私のメッセージカードを渡す
一言メッセージはやっぱりこれしかないと思った
「ユリちゃん だーいすきだよ!」
ユリちゃんはありがとうって言ってくれた とっても嬉しかった
私はメッセージカードだけじゃ飽き足らず自作で作ったユリちゃんと私だけのアルバムも一緒にあげた
ユリちゃんは驚いた顔をしたけど喜んでくれたみたいだった
私が花束を渡す係だったからユリちゃんに渡した
涙をこらえるのができなくて泣いちゃった
最後にユリちゃんがありがとうって言ってくれて嬉しかった
涙を流しながらユリちゃんは学校の教室のドアを開けて帰っていく
「待って」
私は気持ちを抑えきれなくて教室の外に飛び出した
「いつ東京に行っちゃうの?」
ユリちゃんは優しく振り向いて明後日だよって言って再び 歩きだした
「明後日ならまだ時間があるね?」
ここで終わったら まぁハッピーエンド?




