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アニリア  作者: くるり
3/4

謎は深まる

気になることはなんでも聞いてしまう私は彼に何円くらい稼いでるんですか?聞いてみることにした。

『100以上1000未満ってとこですね、もちろん万ですよ!!内容も気になると思われますが今は言えません。会えば教えてあげますよ!ネット上だし嘘なんていくらでも言えちゃうけど信じてもらいたいですね〜!』

と言われた。誰にも公表していないようなことを1度遊んだだけのネ友にペラペラ喋ったりしないよね!と1度は納得したもののやはり少し疑ってしまう…。そこで社長じゃないと知らなさそうなことを聞いてみることにした。

1つ目は年商どのくらいですか?

『1億くらいです!自分のとこに入ってくる額は少ないですが今のところ支えてくれる方のおかげで上手くやれています!!』

ふむ…なるほど?

2つ目は税金はどれくらいですか?

『会計はもう僕してないんですが、今は30%位とられてた気がします!!』

…くっ会社の税金事情なんて私分からない…中学生以下かもしれないと落ち込んだ瞬間だった。そして話はそらされた。普通の話してる時はネット上の友達は少なくて悲しいとかリアルの不満等持ってる悩みは全て中学生並みで安心したがそんな子にもまさか誰もが考えもしないようなことをしてると言うことに世の中はやはり想像できないようなことで溢れてるなと再実感した。でも私は彼への態度は変わらず仲良くするにつれて冗談も言えるようになっていた。そしてLINEを交換し気づけばお互い授業中にも夜中にもずっと話すほどの仲の良さになっていた。彼は男子校に通っているため異性との交流が小学生以来で初めこそ緊張してたがいつもの友達と話す雰囲気に時が経つに変わっていった。

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