「普天間」について
またまた、久方ぶりの投稿になってしまった。
『ダマされないための世界史』は、雑記代わりに執筆する予定。
こちらは、今までどおり、ホットな話題の裏側を、整理して提示したい。
ただし、いつもの通り、筆者の独断と偏見であり、真偽の判断は、読者の判断に任せるとしたい。私がすることは、ただ、考えるきっかけをお届けすることである。
さてはて、我らが「普天間」。
五月末の決着らしい。
しかし、五月末って、誰が決めたのか??鳩山さんの発言だっけか??
これだけの問題を、そう、易々と短期決戦にしなくてもいいと思うが。なぜなら、法案として通過していないものに、期限などあるはずないからだ。そもそも、この問題は、自民党の尻拭いであり、もし、政権交代しなければ、「日本に米軍が必要か?」などという議論すら起こらなかったであろう。
期限報道は、国内外マスコミの恣意的な報道で、囲い込まれたのであろう。
実際、この問題は、「日本の安全保障」の問題ではなく、「アメリカの国益」の問題である。
どの国の政治家も、自国の利益を最大化するために働く。なぜなら、自分の名誉と利益になるからだ。
この場合、米軍再編に伴って、グアムに移兵すればいい。
それをしないのは、アメリカ側は、移転費用をすべて、日本に負担させたいからだろうと思う。
根拠は無い。
ただの臆説にすぎないが、この記事と合わせて読んでいただければいい。
http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20090517A/
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136479-storytopic-108.html
たったこれだけの移転で、何千億円の支援金である。
普天間を撤廃し、グアムに全兵・兵器を移転することになれば、どれほどの額になろうか??
アメリカ財政は、ご存知の通り、非常に厳しい。回復したといわれる米企業のほとんどが、金融機関である。ロスチャイルド率いる「ゴールドマン・サックス」、ロックフェラー系の「JPモルガン」である。中小の地方銀行は、かなりのハイペースで潰れている。http://blog.cliplog.jp/hillser/?pid=114
つまり、未だに、リーマン・ショックが続いているのである。そうした報道は、極度の隠されている。(メディアの世界支配については、『ダマされないための世界史』で書き付ける予定。)
アメリカとしては、日本の口から、「海外移転してください」といわせて、
移転費用は、全額、日本持ちとしたいところだろう。
そうすれば、日本国民も納得するに違いないと考えるからだ。アメリカのシナリオは、沖縄国民の反発により、渋々、海外移転をするというシナリオだろう。そして、負担金を徴収する。将来的に、日本から基地をなくす時、日本が金を出すという過去の事実があれば、また徴収できる…裏読みしすぎ??
鳩山首相が悩んでいるのは、その負担額だろう。
アメリカからは、もう、提示されているのではないか??「全額負担せよと…」さらに、米兵の年金も払え言われているかもしれない。
まあ、憶測に過ぎないが、
この問題を、「日米安保」などというお友達意識で眺めていては、いつまでも、日本は、アメリカの属国から抜け出すことはできないだろう。グアムにいっても、横田がある。普天間から基地がなくなっても、『思いやり予算』は仕分けられない。http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100406-181306.html