王都への道中③ 王都到着
「タクト!王都が見えてきたぞ!」
「おおっ!あれが王都か!」
そこには白く、高い城壁に囲まれている都市があった。あんな白い石材を作る技術はあるんだな…とよくわからないところに俺が関心していると、
「そうだ、あれが王都、『フィヨルド』だ。この国『フィヨルド王国』の首都で、大体半径480キロルの円形。人口はおよそ60万人」
ほう、そんなに多いのか。発展途上らしいこの世界にしては多いのだろうか?
「この国の人口はどの程度なんだ?」
「さあ、よくわからん。お前みたいな僻地に住んでるやつは数えにくいからな。だが、だいたい300万人程度だろうとの予測はついている」
ほう、5分の1がここに住んでいるのか。まるで東京だな。いや、東京はそこまで人口の割合は高くはないが。
「驚かないのな、タクト」
「あ、ああ。いや、驚いてはいるぞ?驚きすぎて声が出なかったんだ。俺が住んでいた所とは大違いでな」
「ああ、なるほどな」
「そういう事だ。で、あの列はなんだ?」
そう、そこには100メルになろうかという長い列があったのだ。
「ん?俺たちも今からあれに並ぶんだぞ?あれは、王都に入る人間の検問待ちの列だよ」
成る程な、王都ともなれば検問もできるのか。……魔法でやるのだろうか。だとしたらstatus(lie)の方を弄っておかないとな。
ということで右手を振り、ウィンドウを出す。
すると、そこにはstatus(ability)というタブが増えていた。ability?アビリティ……能力?どういうことだ?俺はそのタブを開き、中を見ると
status(ability)
タクト・カンザキ
LV.4
EXP 75
next. 25
HP 176/176
MP 53/53
STR 37
DEF 16
INT 52
DEX 39
AGL 38
と出た。なんだこれ、やっぱりゲームかよ……
ってか、INT(intelligence)高っ!!なんでこんなに高いんだ?いや、今は気にする必要はない。えーっと……
HPはヒットポイント、体力だ。
MPは…マジックポイントでいいのか?魔力だと思う。
STR(strength)は純粋な力だな。
DEF(defense)は防御力だ。
INT(intelligence)は賢さだよな?
DEX(dexterity)は器用さ。
AGL(agility)は素早さだな。
EXPは経験値。
nextは次のレベルまでの必要経験値ってとこか。
よし、大体わかった。
俺はstatus(ability)のタブを閉じ、status(lie)のタブを開く。するとそこにもLVの欄が増えていた。LVはそのままでいいだろう。
status(lie)の欄には
status(lie)
名前 タクト・カンザキ
年齢 16
性別 男
職業 旅人
LV.4
装備 一般服
所持金 0Z
スキル 無し
称号 狼ハンター
となっていた。称号狼ハンター……昨日狼を13匹も殺したからついたのか?まあ、あるに越したことはないな。この内容は変える必要はないな。
これでよし。
そして俺たちは、王都に入るために検問の列に並ぶことにした。
戦闘が全然無いです。早く戦闘シーンを書きたい……
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