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運命のマスティマ  作者: 鏡 香夜
特別編
75/112

キャラクター紹介 その3

主人公ミシェル(マイケル)をホスト役にした主要キャラクターの紹介、第三弾。

マスティマの城の会議室を借りて、始まり始まり。


 ミシェル「今日のゲストは、総務担当で医師でもあるアビゲイルです」

 アビー 「はーい♪」

 ミシェル「アビゲイルのプロフィールは……」


(名前) アビゲイル

(組織での仕事) 幹部。総務担当。医師。得意分野は外科

(容姿) 巻き毛の赤い長髪に緑眼。身長168センチ、体重54kg

(趣味) 夫オスカーへの教育。人間観察

(特技) 針を使った麻酔。ボスの怒りをかわすこと

(好きな言葉) 心頭滅却すれば火もまた涼し

(嫌いな言葉) つい言ってしまう「赤字」

(好きなもの) 料理はジャンバラヤ

(嫌いなもの) 人間は言うことを聞いてくれない男

(年齢)(生年月日) ????

(血液型) O型

(出身国) アメリカ


 ミシェル「アビゲイルは医師として以外の仕事も多いですね」

 アビー 「ボスは人使いが荒いから。ある意味、私がマスティマの顔みたいなものね。ボスの顔を知らなくても私なら知ってるっていう外部の人間多いのよ」

 ミシェル「小さい子をかかえてるのに大変ですね。疲れたりしませんか?」

 アビー 「そりゃ疲れる時もあるけど、ここの仕事は面白いわ。刺激的だし。他では味わえない充実感がある。部下達も良い子だしね」

 ミシェル「皆、ねえさんって慕ってますもんね」

 アビー 「嬉しいことね。私にとっては家族みたいなものなの。苦楽を共にする仲間だから。私は自分のできることをやるだけよ」

 ミシェル「結婚も職場ですよね。なれそめとか聞かせてもらえますか?」

 アビー 「オスカーも人使いの荒いボスの犠牲になっていてね。連続の徹夜で疲れが抜けないときとか、よく医務室にビタミンの点滴を受けに来ていたの。そこで親しくなったのよ」

 ミシェル「優しそうな旦那さんですよね」

 アビー 「もちろん。でも、男は優しいだけじゃ駄目。技術も兼ね備えてないと、いざって時に頼りにならないわ。だから教育は大事なのよ」

 ミシェル「教育ですか?」

 アビー 「男も家事くらいできなきゃね。オスカーはもともと器用な人だったから、今では料理は私よりも上手なの」

 ミシェル「凄いですね。アビゲイルが先生になってですか?」

 アビー 「子供と同じで褒めて育てるのが一番よ。褒めて悪い気なんてする人いないし、機嫌よくやってくれるわ」

 ミシェル「ボスにもその手なんですか? レイバンやジャズ隊長、それにもちろん私もボスの怒りに触れることがあるわけですけど、アビゲイルはそんなことないみたいだし」

 アビー 「まさか。私は彼との距離を心得ているだけよ。それに昔のことも握ってたりするから。私に喋られちゃ困ること、あると思うわ。だからじゃないかしら」

 ミシェル「わっ、なんだろ。知りたいです」

 アビー 「話したら秘密じゃなくなるから、無理なのよね」

 ミシェル「やっぱりそうですよね。でも、昔のことって、ボスとはどれくらい前からの付き合いなんですか。ジャズ隊長も同じなんですか?」

 アビー 「はっきりとした年数は内緒。ちなみにマスティマ入りはジャズとボスが同時期、私はその後よ」

 ミシェル「秘密が多いですよね、マスティマでは」

 アビー 「年齢は人物特定には重要な要素だから。好きな年を名乗ればいいんだわ」

 ミシェル「それは女性には嬉しいことですよね」

 アビー 「そうよ(笑)。二人で喜びましょう」

 ミシェル「以上で、アビゲイルの紹介でした」

 アビー 「上手くしめたわね。上出来!」



《他のキャラからアビゲイルへの一言》

グレイ……男の操縦術、半端なさげ

レイバン……マスティマの花は高嶺の花

ジャザナイア……なんか尻に敷かれてる気がする

ミシェル……女だったらきっと誰でも憧れるプロポーションです

ディヴィッド……子供の管理は親の仕事だ


《アビゲイルについて作者のつぶやき》

実は影のボス? 女性ならではの現実的な視点で多くを把握。彼女がいないとマスティマは金銭的問題で即崩壊の危険性大。

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