キャラクター紹介 その1
主人公ミシェル(マイケル)をホスト役にした主要キャラクターの紹介。
マスティマの城の会議室を借りて、始まり始まり。
ミシェル「今日のゲストはマスティマの幹部内で最年少、コーヒーが大好きなグレイです」
グレイ 「ども」
ミシェル「グレイのプロフィールは……」
(名前) グレイ
(名付け親) ボス
(組織での役割) 幹部。人材発掘、育成
(容姿) 銀髪、碧眼。右目は髪で隠れて見えない。身長179cm、体重65kg
(嗜好品) フレンチコーヒー
(好きな食べ物) オニオングラタンスープ
(苦手な食べ物) 甘いもの全般
(尊敬する人) ボス
(趣味) 悪戯、マジック
(特技) 高速ヘアカット
(好きな言葉) 明日は明日の風が吹く
(血液型) AB型
(出身国)(年齢)(誕生日) ????
ミシェル「え? 名付け親がボスって、本名じゃないんですか?」
グレイ 「マスティマにはそういう奴結構いるんだぜ。ちなみに誕生日も年もシークレット。出身国はここだけの話、フランスってことで」
ミシェル「ってことで? アバウトですね」
グレイ 「ちなみに名前の由来は髪の色らしいぜ」
ミシェル「ちょっと安易な気も。尊敬する人もボスなんですか?」
グレイ 「もちろん。ボスは普通じゃねーもん。あれ以上面白れー人いねーよ」
ミシェル「ボスが面白い? そういえばグレイはいつもその言葉を口にしますね」
グレイ 「世の中は面白れーこと満載。どんな人間でも捜せば一つくらいあるんだぜ。レイバンのボスに対する忠誠心、あれも面白れーし。ジャズ隊長の懲りねー所も面白れー。ボス自身も常識離れしてるんだ。まさにスーパー・ボスだぜ」
ミシェル「……ちょっと分かった気も。悪戯やマジックもその延長ということでしょうか。それにしても体験して実感したんですけど、ヘアカットは神業です!」
グレイ 「最初は冗談のつもりだったんけどな。ショーとして成立するためには技術を見せねーと」
ミシェル「根っからのショーマンですね。話は変わりますが、コーヒー好きですよね。もう中毒の範囲ではないかと思うんですが」
グレイ 「そーかもな。しばらく飲まねーと頭痛がするし、体がだるくなるんだよな」
ミシェル「完璧なカフェイン中毒では?」
グレイ 「昔はヘビースモーカーだったんだよ。卒業した反動でコーヒーに走っちまったんだな」
ミシェル「ボスのエスプレッソ・マシンを持ち出したこともあるとか」
グレイ 「高級だから絶対美味いコーヒーができると思ったんだけど、オレには濃いすぎ。エスプレッソは好きじゃねー」
ミシェル「ボスは相当怒ったのでは」
グレイ 「証拠なんて残さねーもん。ま、オレだとは思ってるんだろうけど。ボスは確証なしではまず怒らねーし」
ミシェル「そうなんですか?」
グレイ 「そーゆー人だよ。もひとつ、いーこと教えてやろっか。何かしでかすときには、ボスが怒る相手を絞った後を狙え。そいつが割を食うから、こっちは安全なんだ」
ミシェル(割を食うって……。それは使っちゃまずいんじゃ)
グレイ 「面白れーを見つけるにはまず観察から。これ基本だぜ」
ミシェル「それはなんとか参考になりそう(汗)。グレイ、ありがとうございました」
《他のキャラからグレイへの一言》
ジャザナイア……若ぇんだからもっと青春しようぜ
レイバン……亀の甲より年の功という言葉があるんだが
アビゲイル……今のうちに修行を積んで良い男に育ってね
ミシェル……すきっ腹にコーヒーは胃に悪いですよ
ディヴィッド……エスプレッソ・マシン、やっぱりお前か
《グレイについて作者のつぶやき》
登場回数は少ないわけじゃないのに、他のキャラが濃すぎて実は影薄いかも。今は要領良く立ち回っている彼も過去には色々あったという設定。
キャラクター紹介は全5回の連載でお届けする予定です。
お話を気に入っていただけましたら、下のランキングの文字をポチッとお願いします (ランキングの表示はPCのみです)