【冒険者パーティーの基本構成】
冒険者パーティーの担当役・適正職業・陣形位置などの基本構成を図表で解説。
戦闘時のポジション例は、6人パーティー2列隊形表示。
担当役割の適正ジョブを目安表記。
タンク・ヒーラー・アタッカー・テイマー・サポーターなどの担当役割の特徴を網羅した。
「タンクはヒーラーを守り、ヒーラーはタンクを助ける!」
①陣形位置は、6人パーティーで3列隊形の場合だと前衛・中衛・後衛となる。
②タンクとヒーラーは対を成し、「タンクはヒーラーを守り、ヒーラーはタンクを助ける!」という言葉があり、戦闘時は前衛のタンクの背後に後衛のヒーラーが隊列を組むのがセオリーとされる。
③テイマーは、才能+技術+適正=能力により、使役できる物が異なる。
●召喚術師(召喚士):天使・精霊・妖精・魔族・魔物
●精霊使い(精霊術師):精霊・妖精
●魔物使い:魔族・魔物
●魔獣使い:魔獣(モンスターの一部)
●猛獣使い:猛獣
●動物使い(調教師):動物全般
また、使役できる物を限定して縛りを設けることで、使役能力アップを図ることが可能。
但し、テイマーでも傀儡師(人形遣い)や陰陽師は、生物ではない物を扱う為、召喚師らとは能力条件が異なる場合がある。
④シューター【shooter】は、弓使い(射手・狩人)等の射撃手を意味し、敵と距離を取り魔法攻撃をするマジック・アタッカー【magic attacker】も広義で含まれる。
⑤ペキュリア【peculiar】は「奇妙な・特有の・特異な・変な・風変わり」という意味で、ウィアドー【weirdo】は「異様な人・狂人・奇人・変人・危険人物・風変わりな人」という意味のスラングで、珍しい特殊能力のあるジョブに対して使われ、2つを略して“ペキュアドー”や“ウィアドー”と呼ばれる。
⑥修道僧(武闘僧侶・モンク)と拳法家(空手家)は類似したジョブだが、宗教に所属している修道僧は魔術(主に治癒・強化魔法)が使えるところが異なる。
⑦魔法戦士の魔術(魔法)は、能力的に攻撃魔法か治癒魔法の一方に偏る傾向がある。
⑧白魔術士(白魔術師・白魔導士)は治癒魔術を、黒魔術士(黒魔術師・黒魔導士)は攻撃魔法を専門とした魔法使い。
⑨魔王・魔族(悪魔)以外で、魔術(魔法)を扱う主な魔法使い。
●ウィザード【wizard】:賢明で博識があり、善なる魔術を使う魔法使い。
●ウィッチ【witch】:魔術を使う魔女。
●ウォーロック【warlock】:魔術を使うウィッチの男性形。
●ソーサラー【sorcerer】:悪魔や悪霊の力を用いて、魔術を使う魔法使い。
●ソーサレス【sorceress】:魔術を使うソーサラーの女性形。
●エンチャンター【enchanter】:付与魔術を使う魔法使い。
●エンチャントレス【enchantress】:付与魔術を使うエンチャンターの女性形。
●メイジ【mage】:古代の魔法使い。
●コンジュラー【Conjurer】:召喚魔術を使う魔法使い。
●ネクロマンサー【Necromancer】:死霊魔術を使う魔法使い。
“ウィッチクラフト”(魔女術)は、魔術・占術・薬術(生薬)を扱う民俗文化の術派。
“ウィッチクラフト”(魔女術)を宗教としたのが、“ウィッカ”(魔女教)となる。
“魔術師”(魔術士)と“魔導師”(魔導士)の名称以外の違いは基本的に無く、魔法・魔術を“魔道”と呼ぶ流派がある。
“魔術師”や“魔導師”は弟子を持つ魔法使いで、“魔術士”や“魔導士”は弟子を持たない修行中の魔法使い。
【調査・執筆・編集スタッフ】
①調査:ゴンタコス(東野高校RPG同好会)
②執筆:髙山馬蘭
③図表:ヤポン・ヒロチ(EP)