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けっこうフリーな七つの大罪  作者: 奏 宗一郎
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一話 近況

七つの大罪・・・

それは人間を罪へと導く可能性がある、七つの感情や欲望のことである。byグレゴリウス一世


憤怒、嫉妬、怠惰、強欲、色欲、暴食、傲慢・・・これらに対応する悪魔としてサタン、レヴィアタン、ベルフェゴール、マモン、アスモデウス、ベルゼバブ、ルシファーが該当するのは諸君はご存じのことと思う。


では彼らは現代の欲望を見て、どのように思っているのかをこれから見ていこう。




 俺の名はルシファー。傲慢の大罪を司る悪魔だとか言われてる堕天使だ。けっっっっっっして悪魔じゃあない。そこ間違えんなよ。

 結構昔から人間たちの欲望を見てきた俺ら七つの大罪は、今非常にイラついている。

 なぜか教えてやろう。現代のやつらは、大人?と言われる20歳を超えたあたりになると一部を除き、

社会人?っていういわゆる奴隷みたいな階級に上がる。するとどうなるか。大体のやつらは欲望も感情もなくしちまったような状態になっちまうんだよ!

 これと俺たちがイラついてるのに何の関係があるかっつーと、俺らは対応する感情のエネルギーを人間からもらってるわけよ。その感情は貪欲であればあるほど、より上質なものとなり俺らの生を支えている。だが、欲望や感情が薄れちまうと、その味はとてつもなくちんけなものになっちまう。要するにマズ飯だ。そんなもん食ったところで満たされるはずがねぇ。だからこそイラついてる。もっといいもん食わせろ!あ、でも好みとかはある。もういい年こいた60過ぎのやつで、上級国民だとか言われてるやつのもんは、脂がぎっとぎとで匂いのきついラーメンみたいで俺は嫌いだ。どうせならさっぱり新鮮なやつがいい。うまいからな。ほかのやつの好み?しらん。


 さて、下らねぇ話はここまでだ。こんな世界でもしぶとく生き抜くために俺たちは何をしているか。

まずは欲望の依り代を探す。神様と違うとこは、あっちは信仰心がないと存在できんが、こっちは欲望がないと生きてけないとこだな。だからこそ、数を絞って、より上質なやつを探せる。まあ、量か質かの違いだ。つぎに依り代の欲望を増大させるためにあらゆる手を行使する。例えば俺なら絵師?ってやつのとこに行って、より良い絵を描けるためにサポートする。ってまて、これは強欲とか色欲のほうだ。俺はゲームプレイヤーのとこに行って、お前は誰よりも強い・・・的なことを言ったりする。これで自分は誰よりも強いと自負して、傲慢さが増す。こんな感じで増大させたら後は単純、半分くらいもらう。一日に。増大したきれいな欲はとってもうめぇ。


 こんな感じだ。まあ俺たちも苦労してるってことだ。今回はこれまで。次回は・・・まあそん時にわかるだろ。

こんな感じです。読みづらかったら申し訳ないです。だらだら更新します。

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