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If story RPG  作者: 凛々音
第一章 RPGの世界
3/20

モンスター?

原因は全くわからないが、

ゲームの世界に入りこんでしまった…


そう気づいた圭介は、まずすぐ近くに見える村へ向かうことにした。


ハリメル村なら…

今しがたゲームの中で

【ネフティナータ】を倒し、

村人たちに、感謝されたばかり。


もし、村人が俺のことがわかるなら…

そんな微かな希望を見出した圭介


だが、すぐに頭の中に、また別の懸念が生まれる



本当にここがゲームの世界なら、草原にいては、いつモンスターが出てきてもおかしくない。 


「いや、待てよ…」

ゲームの世界なら、草原で動き回るだけで、モンスターが出てくるかもしれない。


慌てて自分の装備とまわりを確認する。


先程、石を取り出した時に確認したのは、下はゲームをしている時に着ていたジャージ


上も同じく部屋で着ていたロンTにジャージの上着を着ている。


「ゲームの中なら装備はどうなったんだよ」


ゲームの世界で圭介が使ってた主人公

ケイの装備、

  スターダストソード

  ダークメイル 

  ××の腕輪

は、何一つ身につけていない。


足元に、至っては素足の始末だ。


こんな武器一つ持っていない状態で、

もし ハリメル村へ歩き出してモンスターに遭遇したら…


「くっそ。動けねぇじゃねえか。」


どうする。

どうする。


草原に座り込み、唯一手元にある

光る石を見つめる



淡く光る石の光が、少し強まる


なんだ…

徐々に光が、強まっていく。


眩しいというほどではないが、

辺りを照らす面積が広がってゆく。


「なにかに反応してるのか…」


辺りを見渡してみる。

広がる草原と200メートル先辺りに見える村


なにもないか…


そう思った時だった。

微かに聞こえる音…


「…ン」


声?


耳を澄ましてみる。


「ルーン…」


声だ!!

モンスターか。ヤバい。

戦う装備も何もない。



身構えつつ、草の影から聞こえる声の方角を凝視する。


そこには…













 





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