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** いつまで惰眠をむさぼっておるのじゃ **

この小説に出てくる人間もしくは妖怪には、夏目漱石自身にゆかりのある人物、もしくは彼の作品中に登場する人物の名前をもじって付けたものが多くあります。再開するための一つの端緒になればと思い、ここに紹介させていただきます。


落目欽之助

……御存じ夏目漱石の本名は、「夏目金之助」です。


中野京子

……漱石の奥さんは、「夏目鏡子」といいます。ちなみに、旧姓は「中根」です。


樫木正雄

……正岡子規は、漱石の親友です。


中浜喜与志

……高浜虚子もまた、漱石の親友の一人。『吾輩は猫である』は、彼が主催する『ホトトギス』で連載されたものです。


中野十一

……鏡子の父は、中根重一といいます。明治の官僚で貴族院書記官長などをしていたそうです。


児井(こい)文好

……漱石には関係ありませんが、ゴッホの作品に『郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像』というものがあります。



清さん

……『坊ちゃん』の中で下女として登場する「(きよ)」さんは、非常に重要なキャラクターです。



藤尾奈美

……『虞美人草』には「(甲野)藤尾」、『草枕』には、「志保田那美」という女性が登場します。


川辺一谷(いっこく)

……漱石に朝日新聞の専属作家として入社するよう誘ったのが、朝日新聞社主筆であった「池辺三山(いけべさんざん)」という人です。


杉森西蔵

……かの「修善寺の大患」の際に漱石の治療に当たったのが、森成麟造(もりなりりんぞう)という医師です。


石児童

……『夢十夜』の第三夜に「石地蔵」が登場します。これを初めて読んだときは衝撃を受けました。

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