Prologue
初心者なので、拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。
俺の名前は松本秀矢、15歳。今日から私立仙道高校に通う高校生だ。
顔は…まあ、不細工ではないと思う。自分で言うのもなんだが。
スポーツは得意な方だろう。中一のときテニスで全国大会に出たこともある。
「おはよっす。俺らも今日から高校生だな。」
こいつは、風間蓮。俺の幼なじみで親友だ。こいつは超万能人だ。スポーツでは、中学のときサッカー部のエースとして、学校を弱小校から県優勝まで導いた。顔は、かなりの美形で告白が後を絶えず、適当に彼女を変えたりしている。
俺達モテない組にしたら、マジで羨ましい奴だ。
いま俺達と言ったが、そう、俺にはもう一人幼なじみがいる。
「秀矢、おっはよ〜」
朝から微妙にテンションが高いこいつが、もう一人の親友高西渉だ。
こいつも、スポーツはなんでもでき、顔も悪くはない。
だが…
「あぁ〜、今日から俺らも高校生かぁ〜。まだ見ぬ俺の彼女たち、待っててくれよ?」
まあ…そういうことで、こいつはモテない。残念な奴だ。
ま、とりあえずあいつは放っておいて、学校に行く。
「おい!無視かよ!」
仙道高校に向かう道を歩きながら、会話を楽しむ俺達。
「そういやさ、今日から俺らが通う仙道高校ってどんなとこなんだろうな。」
「さてねぇ。新しくできたとこだろ?学校案内には自由な校風がどうとか書いてあったけど、正直近いから選んだだけだもんな…」「俺はかわいい娘がたくさんいれば、それで満足だぜ?」
俺が出した疑問に蓮が答えてくれる。ま、学校なんて行けばわかるか。
「あれ?ねぇ、また無視?」
そうこうしてる内に到着。校門の前に立つ俺ら。
ちょっと気合でもいれるか。
「今日から俺らの高校生活が始まるんだよな…」
「ああ、秀矢。それがどうかしたか?」
「蓮、渉、これから三年間よろしくな。」
「「?…あぁ、よろしく。」」
校門の中に一歩踏み出す。なんとなく今までの自分とは違う感じだ。大きく息を吸い込む。
よし。
校舎へと歩きだす。
楽しく過ごせたらいいんだけどな…
俺の、波乱ずくめの高校生活が始まった。