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機械仕掛けのバーディー  作者: 陸奥守
第9話 オペレーション・キングフィッシャーⅡ
100/354

国連総会

 ――――月面 キャンプアームストロング ウォードルーム(士官室)

      地球標準時間 5月3日 1200






 相変わらず続くシェルトレーニングも午前中の部が終わり、Bチームはキャンプのウォードルームで食事の時間になっていた。

 強烈なGを受けていれば、生身のパイロットなど食べ物を身体が受け付けない事態となるのだが、サイボーグにはそんなモノは無い。すきっ腹と言う感触も無いのだが、リアクターの内部容量が空っぽの表示なので、味だけを考えてロールアウトの食事を取るのだ。

 バードはロックと並んで椅子へと腰を下ろし、ウォードルームのモニターを睨み付けていた。国連総会が開かれている北アフリカ連邦共和国の首都トリポリでは、2299年度の補正予算について各国の意見陳述が続いていた。

 時差の関係かトリポリでは既に午後の審議が始まっており、戦力を大きく失った国連宇宙軍の再編を巡って熱い論議が戦わされていた。


「意地の張り合いだね」


 国連軍の再編について各国から様々な意見が出され、規模を維持したまま内容を変更するか、それとも、規模を縮小し少数精鋭とするかで会議は紛糾している。言うまでも無く防衛産業を国家産業に据えている旧西側諸国と、金だけ出して中身にはタッチ出来ない国家との軋轢がここでも繰り広げられているのだった。


「金が絡むと人間って汚さすら隠さねぇからな」


 先の金星戦闘に於いて、国連軍は多大な犠牲を払いながらも所定の目的を達していた。だが、失った兵力や規模をどう取り戻すかで会議は物別れに陥っているのであった。

 防衛産業をまかなえる旧先進国にしてみれば規模の回復と更なる拡大は望ましい展開と言えるのだ。だが、旧発展途上国を中心とする『金だけ出している国家』にしてみれば、ここで一気にたたみ掛けて軍縮を図りたいというのが本音だろう。

 ただ、その金だけ出している国家の中には、兵器産業などで地下資源の供給により大きく儲けている地域がある。これもまた事態の複雑化に一役買っているのだった。


「自分の実入りが大事なのよね。結局の所」


 貧しい者から広く浅く合法で金を巻き上げ、富める者は更に富み、貧しい者は食べる事ですら事欠くような貧しさに沈んで脱げ出せなくなる。20世紀の後半から人類が繰り返している社会の歪みや不公平感の根源は、23世紀の今になっても解消されずに居る。


「そりゃそうだろ。何せ他人の金で金儲け出来るんだぜ」


 失われた戦力を回復させるのは皆同意している。だが、その戦力の中身をどうするのかが問題なのだ。失われた戦力を素直に戻すのか。それとも、戦力の中身を精査し、新世代の国連軍として刷新するのか。そこの意見が全く纏まらないで居るのだ。

 バイオ系産業の強い国家出身のガバナーは、強硬な態度で501大隊の再建に反対を続けている。それを宥めているのは重厚長大産業に強い国家のガバナーたち。どっちに転んでも儲けられる国家ならば、501大隊の再建は関係なく、会議を先に進めて欲しいのが本音のようだ。

 それに対し、精密機械産業が盛んな国ではサイボーグとそれを取り巻く様々な局面での更なる戦力拡大を提案している。金星戦闘で大きな被害を出した一番の理由は戦力が足りなかったからだ。そう主張し一層のこと連隊規模に拡大してはどうかと無茶な事を良い始めていた。


「なんか完全にもの扱いだね」

「全くだ。中身は人間なんだけどな」

「存在自体が兵器扱いなのは歓迎しないよ」


 不機嫌そうに口を尖らせているバードは、持っていた青りんごを今にも握り潰しそうな勢いだ。手首の細いフィメール型サイボーグだが、その握力は軽く100キロを超えている。


「何でも良いけどさ、まずは生き残ってる私たちに投資して欲しいよね」

「投資って何に投資するんだよ」

「新世代の機体開発とか反応の速さを向上させるとか」

「……だな。時々反応の遅さにイラッとする事がある」

「生身じゃ出来ない動きだけど、今はそれが出来るからかえってストレス」

「全くだ」


 ロックもバードと同じく不機嫌そうにモニターを睨み付け、コーヒーを飲みながら言いたい事を言っている。ただ、そんなふたりをBチームの中間達は遠巻きに取り囲んでニヤニヤと笑いながら見ていた。

 機械扱いされる事への不快感や屈辱感はある意味慣れてしまう部分が大きい。だが、当事者の言いたい事を全く汲み取らず、政治の都合や自分たちの都合で事を進める連中が気に入らないのだ。

 本気でウンザリだと言う溜め息を吐き出したロック。そんな溜息にバードも溜息をこぼした。心底面倒な顔で見つめ合ったふたりだが、退屈を持て余す仲間達は冷やかしを忘れない。


「おいおい! お熱いふたりで溜息合戦は良くねーぜ!」


 軽い調子で口を挟んだジャクソンは、モニターを眺めながらも横目でロックとバードを見ていた。なんだかんだで公認の空気になりつつあるが、海兵隊に限らず軍隊と言うところは基本的に職場恋愛禁止の所だ。どれ程お互いに気を使った所で、やはり最後は男と女。感情のもつれが悲劇的な結末を迎える事もある。

 ただ、それが平時の出来事で他人の命が掛かってないならいっこうに構わないのだが、戦場という超絶に厳しい環境下で尚且つ部下や同僚や地球の運命が掛かっている一線の場合は洒落にならない結末を迎えかねない。故に、上司に当たる隊長なり副長なりは部下に気を配る事になるのだが……


「バードが溜息付くと、それだけでチームからツキが逃げる気がするな」

「え? うそ!」

「モニター見ないでロックだけ見とけよ!」


 ……などと副長のドリーですらも平然と言い出す緩い空気のBチーム。


「あんなこと言われてるよ?」


 いきなり日本語に切り替えたバード。

 ニヤッと笑ったロックはすかさずビルを見た。


「同時通訳すんなよ」

「しねーよ!」


 アハハと笑い出したロックとビル。


「内緒話すんなよ!」


 ちょっと口を尖らせ不機嫌なライアンは、ぶっきら棒に吐き捨てる。そんなライアンですらも中間達が『妬くな』とか『負け犬は退場』とか遠慮なく冷やかしていて、本来それを咎めるべきテッド隊長は静かに笑っているだけだ。

 もはやBチームはモニターの中身の世界などどうでも良くて、仲間達を冷やかしつつ雑談に興じる始末で、痴話喧嘩レベルに成り下がった国連総会など、どうでも良い空気になりつつある。

 ウォードルームと言う所は責任ある立場な士官たちが、基地内で唯一ホッと気を抜ける場だ。部下である兵卒や下士官たちの目を気にする事無く寛いで、そして英気を養う場である。けっして同僚である者との愛を育む場では無い。


「ねぇロック」

「ん?」

「今夜はエディのところ行かなくて良いの?」

「あぁ。今夜は無し」

「ふーん……」


 コケティッシュに笑ったバード。それを眺めて微笑むロック。ベッドの上での熱い夜を過ごす事は出来ない身体のふたりだが、夜の長さを何度も味わう手段は一つじゃ無いのだ。

 ニコリと笑ってロックの肩に頭を預けたバード。そしてロックはその肩を抱き寄せている。そんな姿にライアンが沸騰し、ジョンソンとペイトンのふたりが皮肉たっぷりに冷やかしていて、そんな姿を皆が笑っていた。

 だが、その当事者ふたりが並んで見つめるモニターの向こう。遠く地球のアフリカでは大騒動が発生しつつあった。



 ――なんだ君らは!



 モニターの向こうで演説していたモンゴロイド(黄色人種)の男性が激昂して立ち上がった。その向かいには国連宇宙軍のグリーンドレスをまとう本部将校が幾人も会場へと入っていて、その周辺には自動小銃を持った兵士が付き従っていた。



 ――ピエール・マオ・サンジェルマン殿。貴殿のプランについて色々とご説明願いたいので直接お迎えに上がった次第だが?



 自動小銃を持っている兵士たちはボルトを引いて初弾をチャンバーへと送り込んだ。地球上における銃器規制の都合で荷電粒子型の兵器を持って歩く事は出来ない。その関係で兵士たちは古式ゆかしく実体弾頭を撃ち出す小銃を装備している。



 ――プラン? プランとは、なんだね!



 引きつったような表情を浮かべているガバナーはひどく狼狽しながら辺りを見回している。銃を持ち距離を詰めつつある兵士たちは銃こそ向けていないものの、明らかな殺意を漲らせていた



 ――説明するまでも無いと思いますが必要でしょうか?



 淡々と追い詰めていく本部将校は全てが将官クラスだった。そしてその中にエディの姿を見つけたBチームの面々。バードは思わず息を呑んでロックの袖を引っ張った。そのロックはポカンとした顔をしてモニターを見ていた。


「今夜は会合があるんで無理だって聞いたんだが」

「これの予定だったんだね」

「だな」


 モニターの向こう。10人ほど並んでいる宇宙軍や海兵隊の将軍級なグリーンドレスに混じったエディは、傍目に見ても違和感を全く感じさせない振る舞いだ。サイボーグ慣れも行き着くところまで行くとこうなるのかと皆が驚く。

 様々な事情により身体を機械化したサイボーグは個人差もあるが、大概は動きが直線的で『かたい』と表現される特著な振る舞いをする事が多い。サブコンを使い込んで『脳が考えた動き』を身体に正確に反映させてやるには、とにかく動くしかないのだが、ここにもやはり適応率と言うモノが絡んでくるのだった。



 ――君らは戦う相手を間違えているんじゃないのかね!



 腕を振り上げて激昂するガバナーを他所に、宇宙軍の上級大将と思しき人物は後方の兵士に何事かを指示した。すると、その直後に会議場のモニターが映像を映し出し、スピーカーからは音が漏れた。

 つい先日、ルナⅡなどで逮捕した者たちの自供の様子が克明に記録されていて、その中で繰り返し出てくる個人の名前があった。



 ――我々も随分と手を尽くしましたが……



 もったいぶって言葉を切った将軍たちはガバナーの肩をポンと叩いて席へ座るよう促した。先程までとは次元の違う狼狽を見せた初老のガバナーは、張り詰めたような表情で席に座った。



 ――繰り返し出てくる『ロシュ』と言う人物。これ、あなたの事ですよね?



 大型モニターに表示されている映像の中の若者たちは、繰り返し繰り返し同じ人物の名前を挙げていた。欧州機関の参議で国連総会のガバナーであるロシュに依頼され、軍の内情を探るんで、ちょっとルナⅡへ行ってくれ……と、言われたと。



 ――なっ! 何を証拠にそんな事を!



 明らかに狼狽の色を濃くしているガバナーだが、その両脇へ宇宙軍の兵士が立った。力尽くて立ち上がらせ連行しようとしているようだ。小便を漏らすほどではないが、それでも顔色は青褪め、不安げに唇が震えていた。


「あそこまで落ちぶれたくは無いもんだな」


 モニターを睨みつけていたスミスはコーヒーのカップをテーブルへ戻し、腕組みしたまま溜息を一つ吐き出した。ここまで散々と政治工作をやって来て、それなりに袖の下を受け取っている筈だと皆は思う。つまり、ここへきてこのガバナーは()()を払う事になるのだ。



 ――ムッシュ・ピエールの事務所、先ほどインターポールが捜査しました



 ここで初めて口を開いたエディ。相変わらず冷徹な口調で淡々と追い詰めていく様子が手に取るようにわかる。エディはいくつかの資料を巨大モニターに表示させて、ロシュことピエール・マオ・サンジェルマン氏の行ったマネーロンダリングを、他のガバナーへ詳らかにしているのだった。



 ――あなたの行っていた闇ビジネス。全部判明しましたよ?



 楽しそうに笑っている時のエディとは違う凄みのある笑い。だがそれは見るものが見ればすぐに解る特別な意味を持っている。獰猛な肉食獣が哀れなエサを追い詰めた時に見せる歓喜の表情だ。



 ――あなたに逃げ場は無い

 ――秘密の査問会へ召喚され、洗い浚い喋ってもらいます

 ――専門の職員がいますからね

 ――まぁ無駄な抵抗をせず正直に情報を提供してくれれば……

 ――我々も手間が省けます

 ――抵抗をしたいのであれば止めはしませんがね


 居並ぶ将官たちは皆楽しそうに笑った。国連における議員であるガバナーは、その就任時に宣誓する地球憲章により地球国家に対する背任は無条件で死刑だ。他のガバナーによる無記名投票を受け、そこで有罪となれば問答無用でガバナーの職を失い、所属する国家において所定の裁判を受ける事になる。

 ただ、それがただの法廷手続きなのは言う間でもない事で、巨大な連邦国家となった地球に対する背任行為が迎える結末は一つしかない。


「あーぁ あのガバナーも縛り首だぜ」


 両手を後頭部で組んだライアンは、さも面倒だと言わんばかりにモニターを見ていた。不機嫌そうに舌打ちしたペイトンも同じように吐き捨てる。


「あの場で撃ち殺しちまえば良いのにな」


 国連総会におけるガバナーの権限は想像を絶するものがある。各国の国家元首から任命され国連の場へと送り出されるガバナーは、様々な機密情報に触れる事が出来るだけでなく、その持ち帰りですらも許されている。

 それぞれの国家へと情報を持ち帰り、当事国内で様々な角度から検討を行う事になるのだが、その過程においてつい金に目がくらみ、ガバナーとしての道を踏み外してしまう者が続出しているのだ。


「まぁいずれにせよ、碌な死に方はしないだろうな」


 ジョンソンはコーヒーではなく紅茶を飲んでいた。そのティーカップがテーブルへと降りた時、モニターの向こうに動きがあった。



 ――待ちたまえ!



 制止を促す声。そして悲鳴と絶叫。ウォードルームの目が一斉にモニターへと注がれた瞬間、ガバナーであるピエール・マオは懐から小さな拳銃を取り出しこめかみへと突きつけてハンマーを起した。



 ――フリーシリウス!



 モニターの向こうに乾いた銃声が響き、頭蓋骨を撃ち抜いた銃弾が壁に跳ね返っていた。ピエール・マオ・サンジェルマンは頭から血を流し、議事堂の床へと倒れたのだった。


「あちゃー」

「……やるじゃねーか」


 ロックとバードが顔を見合わせる。今さら頭から血を流している死体を見たところで、すでに何とも思わないレベルのふたりだ。慌てふためく者たちが右往左往するモニターの映像を見ながら『9ミリだね』『あぁ、ただ角度が悪いな』などと気楽な会話を続けていた。


「おそらく小脳と脳幹部分は酷いダメージだが、大脳のうち記憶野の辺りは大部分が温存されただろうな。一発勝負で記憶データのコピーを取って疑惑の解明が進むだろう」


 モニターをじっくりと眺めているダニーは医者の所見を述べた。人間の脳が収めている記憶のデータをそっくり抜き取れるだけのスパコンが登場して既に100年。記憶野のデータの再構成を行って、どのような人物が国連と地球を売り渡していたのかを捜査するのだろう。


「とりあえずかわせみ作戦は終了だろうな」

「あぁ、所定の目的を達したわけだしな」


 ビルとジャクソンが顔を見合わせて頷きあっていた。だが、バードは何か表現しようの無い胸騒ぎを覚えていた。言葉では表現できない焦燥感とでも言うのだろうか。頭の中のどこかに黒い翼を持つ悪魔のような天使が現れて、ニヤニヤと笑いながら祝福を授けているような感じだった。


「ピンボール計画はまだ終わりじゃ無いはずだが、これからどうなるんだろうな」


 モニターを見ていたドリーがボソッと言った。その言葉に皆が身を固くした。まだ確実に酷い現場を見る事になるだろう。そんな事は言うまでも無い事だ。だが今は少しくらいホッとしたって良いじゃ無いか。バードはふとそんな事を思った。


「なぁバーディ」

「なに?」


 ロックがやたら真面目な顔でバードを呼んだ。無くなった筈の心臓がドキッと動いて、思わずロックの目をジッと見た。


「もう一回、金星に行くと思うか?」


 何か甘い囁きを期待してしまったバードだが、ロックの目には明らかな戦意が漲っていた。一言で言えばウォーモンガー(戦闘狂)だ。今にも『戦いたい!』と叫びだしそうな姿だが、それはある意味で男の本能でもある。


「……決着付けたいのね」

「あぁ。バーディの前で無様を晒し、ロクサーヌは身代わりで死に、このままじゃ俺は負け犬で終わっちまう」


 バードの肩を抱いていたロックの腕にギュッと力が込められた。


「俺の責任だから」

「責任?」

「あぁ」


 バードの頭部を外抱き寄せ頬を寄せたロックが囁く。


「親父は俺が斬る。俺の責任なんだ。親父を越えていくさ。そうすりゃ……」


 ロックの顔を見上げたバードは、その横顔に男の決意を見た。


「親父は安心して死ねるだろうからな」

「……そうだね」


 もう一度モニターの向こうへと意識を向けたロックとバード。

 議場の床に横たえられたピエール・ヤン・サンジェルマンの顔へ布を被せ、片膝をついたエディはそっと死者を悼んだ。例えそれが敵であっても死者の尊厳を守る姿勢はテッド隊長が受け継いでいるんだとバードは思った。



 ――やむを得ない事情により2時間ほど休会といたします



 議長の声が議場へ流れ、各国のガバナーが一斉に言葉を発し始めていた。地上で行われている議会にすらシリウスの工作員が入り込んでいる現実に、思わず眩暈を覚えたのだった。

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