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あい  作者: FRIDAY
3/11


 初めて出逢ったあの日から

 気付けばずいぶん経っていた

 あれから僕は変わっているかな

 みんなはどれだけ変わっただろう


 巡り逢い 巡り逢う

 移ろう時間 四季の風


 「懐かしい」って思い出す程に

 時間は流れていたらしい

 楽しかったこと 辛かったこと

 笑ったことや泣いたこと

 みんなずっと大切なまま

 今はどれも思い出の中


 巡り逢い 巡り逢う

 淡い追想 記憶のパズル


 よく居眠りしていた授業

 指名されて大慌てした

 帰りによく寄り道した河原

 水切りで回数を競い合った

 真冬にやった打ち上げ花火

 女の子たちがはしゃぐ隅で

 男子は円座で線香花火

 みんなで書き記した寄せ書き

 窓枠に残したメッセージ

 色褪せもせず心の中に

 ずっと懐かしく思い出の中に


 巡り逢い 巡り逢う

 別れる道ゆき 気付けば千里


 卒業してそれからは

 それぞれの道へ別れていって

 思えば遠くに来たものだ

 気付けばずいぶん進んでた

 今まで歩いた道のりを

 振り返って驚いた

 きっとみんなもそうなんだろう

 今ではもう幻のようで

 でもあの日々は確かに流れてた

 だから今の僕がいる


 巡り逢い 巡り逢う

 青春の街 刻まれた時間


 この街を遠く離れてから

 両手じゃ足りない年月が過ぎた

 久々に見る街の景色は

 やっぱり大きく変わっていて

 過ぎた時間を強く感じて

 知らず知らずに苦笑していて


 巡り逢い 巡り逢う

 出逢いへ感謝 再会の祈念


 「一人じゃない」って教えてくれた

 僕の大事な仲間たちは

 散り散りに別れた今でも

 掛け替えのない友達で

 あと何度逢えるかわからないけど

 もしもその機会があるのなら

 一人も欠けずにもう一度

 きっとまたこの街で逢おう



 

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