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#0 序章
途切れない愛が欲しいのならおいで
何もかもが見えなくなる位に愛を捧げよう
いつでも君に
いつまでも君へ
僕からの想いの切符を渡してあげよう
裏切り、悲しみ、憎しみ、嫉妬
全ての行き着く先はなんだと思う?
それは闇なんかでもなくて明るい未来でもない
ただの毎日だ
喜び、輝き、微笑み
そんなものでいいのならいくつでもあげよう
行き着く先はけして変わりはしないだろうけど
さあ、切符を手にして。
この深い道に行こう。
僕を溺れさせて、そして溺れた僕は君を溺れさせてあげようか