武器を探す
服屋に着いた。
服屋の位置は宿の巨漢が教えてくれた。あの人、見た目に反して普通に優しかった。
人は見た目によらないものだねー。
服屋に入る。
「いらっしゃいませ。どんな服をお探しでしょうか。」
服の種類か.......。特に考えてなかったなー。
「そうですね、では動きやすくて銀貨2枚程度の服の組み合わせを見繕ってくれませんか?」
「わかりました。そのようなお客様も多いので大丈夫ですよ。ではあなたは..................このような服の組み合わせが似合うのではないでしょうか。」
店の人が選んでくれたのは、ローブに黒のボトムス、トップスだ。
ローブは黒色で薄手、ドレープ感があり、フードの縁や袖口に濃い青色の刺繍が施されている。トップスは深い青色の長袖シャツ。
鏡をみてみる。
................見た目が完全に厨二病。だけどかっこいい.......。
「あ、あのー、こういう服装って普通なんですか?」
「はい、普通ですよ。」
...........流石異世界........。
値段は銀貨2枚と銅貨1枚らしい。21000円か。まあ、高級そうだしな。
服屋を出る。
街中を歩いていると、盾や剣が目にはいった。へえ、剣.........って武器もないじゃん!体術は有るけど、流石に丸腰で依頼は受けたくない。なにか買わないと。
目の前のお店に入る。
中には100本以上の武器があった。鑑定してみると、
普通の剣 適性値段 銀貨3枚
そこそこの腕の鍛冶屋によって作られた剣
普通の盾 適性値段 銀貨3枚
そこそこの腕の鍛冶屋によって作られた盾
じゃあ、ここにあるのは標準的な武器って事か。
そう思いながら鑑定していくと、異質な武器を見つけた。
精霊刀 ◯◯◯◯ 適性値段 測定不能
とある精霊が取り憑いた刀 魔物を斬れば斬るほど鋭さが増すが、斬る度に使用者の魔力が10減る
なんだこれ.........。
精霊刀なんて聞いたこともないし、名前が見えないし、測定不能なんて出るのも初めてだ。だけど......。魔力が1400もある僕にはピッタリなんじゃないだろうか。
「すみませーん、これ、いくらですか?」
「に、兄ちゃん、それ買うのかい!?その刀はね、使えば使うほど魔力が減ってしまう武器なんだよ。魔力がなくなってしまえば死んじゃうんだよ!?やめときな!」
し、死ぬのか.......。けど、切れ味が上がるっていうのは知られてないみたいだな。
「いえ、大丈夫です。いくらですか?」
「ほんとに知らないよ?はあ....銀貨1枚だよ。」
安いな。けど、魔力が減るだけの武器だと思われていればこのくらいか。
銀貨1枚を払って刀を持ち、店を後にした。
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