第十七話 合体変形機構の設計図(なぜか3パターン)
十七話 合体変形機構の設計図(なぜか3パターン)
ホログラムには、
明らかに軍の技術レベルを逸脱した図面が映し出されていた。
しかも――
3パターン。
①《ツイン・シフト・モード》
二機が上下に重なり、
“境界干渉モード”に突入するタイプ。
②《クロス・リンク・モード》
二機が左右から合体し、
コックピットが中央に移動して
ハルとミカが横並びになるタイプ。
③《オーバー・ユニゾン・モード》
二機が完全融合し、
“二人の波形が一致した時だけ”
最終形態に変形するタイプ。
「なんで三つもあるの!?
一つでよくない!?」
調律者B「いやいや、ロマンは多いほうがいいでしょ!」
調律者C「選べないなら全部作ればいいじゃん!!」
ミカ「全部は絶対やだ!!」
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ハカセの反応:ノリノリ
ハカセは図面を見ながら、
なぜか嬉しそうに頷いていた。
「ふむ……よくできておる。
特にこの③の“波形一致時のみ変形”……
ロマンがあるのう」
調律者A「でしょでしょ!!」
「うむ。
わしも昔、似たようなものを考えたことがあるんじゃが……
まさかお前たちが先に形にするとはのう」
「ハカセまで乗らないで!!」
「乗るとも。
ロマンじゃからな」
ミカ「ロマンで機体作らないで!!」
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ハルの反応:半分呆れ、半分興味
ハルは図面を見つめながら、
眉をひそめつつも、どこか楽しそうだった。
「……理論上は全部可能だな。
ただし、ミカの安定因子と俺の残滓の波形を
完全に同期させる必要がある」
「そんなの無理だよ!!」
「いや、やればできる」
「やりたくない!!」
調律者たち「やろう!!」
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タケルの反応:地獄
「……あの……
これ、本当に作るんですか……?」
カザマ中尉(上官)「……俺に聞くな」
タケル(……胃薬……ケースで買おう……)
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そして、物語は“合体ロボ”の方向へ加速する
「よし!
この三案、全部検証してみるかの!」
調律者たち「賛成!!」
「反対!!」
「……まあ、やってみる価値はある」
「ハル!?!?」
「ほっほっほ、
ロマンは止まらんのじゃよ」
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