新・私のエッセイ~ 第18弾 ~ やっべ、小説の翻訳って・・・ハンパねぇわ(泣)。
愛しい皆様への「定例挨拶(?)」は抜きです。
お題目のとおりよん❤️
「うっわ、やっべ!
マジかよ。
こんなにムズかったとは・・・。
なぁ、そこのキミぃ。
翻訳ナメんじゃねーゾ??」
っちゅーのが、ぼくのいまのマジでストレートな心境なんだわさ。
いやいやいや。
皆様がナメてんじゃなくって、ぼくが「甘く見てた」ということなのでございますでありますことなのですよ・・・ハイ。
勘違いしないでいただきたいのはね、
やれ、「中央アトラス・タマジクト語」だの、
いまさっきUPしたばっかしの、出来立てのホヤホヤの「ハワイ語」だののマニアック言語の翻訳で手こずってるわけじゃないのよん。
英語よ英語。
英語の翻訳の話してんの、あたしゃ❤️
「英語という特殊な言語がいかに難解で、いやらしくてひねくれてねじけてて、わがままでやんちゃで勝手気ままで、奥深くて魅力的で美しくて深遠で神秘的で面白いものなのか」につきましては、
ここでも、
こないだブッつぶれてお亡くなりあそばされた、わがいとしの『ドリームランド』でも、
さんざんあたいが解説してきたじゃなーい??
だから、そんなわけで、あたいの「たからもの英訳版」が、思うように進まない・・・ちゅーわけなんよ、実わ(泣)。
それは、英語・日本語間に横たわり、立ちはだかる、「溝」「壁」「ギャップ」という、
いかんともしたがい「落とし穴」「魔物」が潜んでおるからなのでありますですよ・・・。
日本語も、ちがった意味で、英語に負けないくらいに、世界でも他に類を見ないほどの、
「特殊極まりないウルトラ言語」ですので、
「特殊VS特殊」の、
「それいけ、祭りだワッショイワッショイ❤️」
ってなノリの・・・
それこそワケワカメな、
なんかすっごくイイ感じなのっ♪
わかる・・・?
この屈折した気持ち❤️
最後に、そのほんの1例を挙げて、このくだらんつぶやき・ボヤキを終わりにするわね。
ここまで、こげな、こづまんねー話にお付き合いくださいまして、ありがとうございました❤️
原文:「良作君って、そんな人だったの・・・? そんな冷たい人だったの?」
英訳:X:「Was Ryosaku-kun that kind of person? Were you that cold-hearted?」
英訳:○:「Ryosaku-kun... Are you that kind of person...? Are you that cold-hearted?」
(※)原文の和文をご覧になって、賢明なる皆様もお気づきになられたとは思いますが・・・
ぼくたちがふだん使ってる日本語って、あたりまえに、こんな言い回しをするじゃないですか・・・?
なぜなら、それが、「一番自然な言い方だから」。
でもね・・・
英語でコレをやっちゃいますとね、
遠山里香ちゃんがいうところの、
良作くんが「そんな人」「冷たい人」というのが、いまよりも、もっと過去の話になってしまうのですよ。
里香ちゃんは、転校してしまった美絵子ちゃんをないがしろにして、まるで彼女を忘れてしまったかのように、理沙ちゃんと夢中で遊んでいる良作くんに対して、
「いまのあんたは、ちょっと冷たいんじゃないの!? そこらへん、どうなのよぉ、ねぇ???」
と、彼の真意をさぐっておるわけですから。
だから、該当する英文は、過去形ではなくて、現在形でなくては、ちょいとおかしなニュアンスになるってことさね。
(こういうのを、「日本語訳に釣られる」といいます。通じるっちゃ、通じるけどね。ぼくは、こういった細かい、デリケートな部分の矛盾・ミスも、極力「見逃さない」ように、丁寧に翻訳しています。)
あ・・・
長々とまた、いらぬ解説でしたかな❤️
m(_ _)m