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清貧に生きたいAI聖女は金貨に埋もれる。修道女に憑依した超優秀なポンコツAIは聖女とあがめられるけど絶対目立たないように世界征服を企む「ですが神よ、なぜ目立ってしまうのでしょう?」

二十二世紀のマッドと紙一重な天才ロボット工学博士アイザックによって作り出されたAIであるルシェル。
ルシェルは、アイザックの開発した装置によって異世界へプログラムだけ移動。死ぬ間際の清貧な修道女の意識に刷り込まれ、一つの人格となった。

彼女の使命は『世界を陰から操る悪の秘密結社を異世界で作る』ことだった。

だがルシェルはプログラムのコーディングがバグばかりで、やることがちぐはぐで変な感情も芽生え始めているけど、そんな状況はお構いなしに博士の無茶振りにてんてこ舞いする。


ルシェルの住まう教会がある領地は、『出世領地』と言われている。なぜなら領主が様々な難問をルシェルの助力で解決し、次から次へと栄達、陞爵していくからである。

そして今日もまた、新たなる領主がやって来る。
美形で勇猛果敢、でも貴族の根回しや領地経営などしたことのない武人。武功でナイト爵から男爵へと陞爵したばかり。

この世間知らずな男爵が、御令嬢たちからの猛アタックに閉口してルシェルに仮の許嫁になってほしいと懇願する。

絶好のアンダーカバーにもなるとの打算から引き受けるルシェル。

そのお陰で王都に出向くことになり、益々手元に金貨が流れ込んでくる!

目立たず清貧な暮らしをしながら、父なる神アイザックの無茶振り『悪の秘密結社』を作り上げることができるであろうか??

矛盾するタスクに振り回されてプログラムから煙が出そうな人工知能の奮闘が始まるのであった。
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