12月18日 学校鬼ごっこ(会議室1)
昨日、走りまくったこともあり、脚が痛い。どうせなら、あんなに頑張らなかったらよかった。俺は、後悔をしてしまっていた。
ー12月17日ー
俺 「いいよ、そんな気分じゃねぇし」
篠木「そんなこと言わずにさ」
俺 「なんでだよ」
篠木「あっ、、、、。ヤバ」
篠木の目線の先には、さっきいなくなったはずの八幡たちが来ていた。
篠木「私は、八幡の方行くから1階の会議室に来て」
俺 「えっ?」
篠木「これ、鍵だから」
俺 「鍵だからって言われても」
篠木は、俺の手に鍵を渡し、八幡の方へ走り出した。このままだと、俺も見つかってしまうのか。できるだけ音をたてないよう静かに走り出した。体を動かしてない俺にとって呼吸を乱さず、走るのはかなりの試練だった。それにしても、しんどいな。ここまで、くれば大丈夫か?なんとか、八幡たちからの視界に消えて走っていた足を止めた。会議室ってどこだっけな?普段、会議室なんて使わない俺にとっては未知の場所だった。校舎内って、どれくらいの生徒がいるのか全然知らない。もし、生徒がいたらおしまいだ。でも、このまま何もしないのもな。俺は、校舎内の地図を見つけ、会議室を探すことにした。場所的には、この近くにあるので間違いない。あとは、どっちの方向にあるのか。後ろを振りかえりながら探し続けていた。会議室は、、、、、、、、、、。あれかぁ。100m先に「会議室1」と書いてあるのが見えた。俺は、前後を見ながら、会議室の方に歩き出した。見た感じ誰もいないな。鍵がかかってるなら、なおさらだ。すぐさま、鍵を取り出し施錠されていた扉を開いた。
今まで、この場所に来たことがあるのかな?そのくらい見覚えはなかった。会議室の窓は薄い霧のように眠気を抱え、机の上には資料の山が静かに積まれている。この資料は誰が使っているのだろうか?先生か?それとも生徒会?全然わからない。ホワイトボードには黒のマーカーで、卒業式についてと書かれていた。あとはわ、全て消されている。もう、卒業式を考える時期かぁ。消し忘れのマーカー跡を読もうとしたが、全然わからない。とりあえず、篠木が来るのを待つかぁ。そう思い、窓の方を見つめた。すると、なぜ篠木がこの教室を選んだのか理解できた。ここは、中から外が綺麗に見える。そして、私たちがいる教室も見上げるとある。凄いな、篠木は。ずっと前からこうして気がついていたのか。すると、廊下の方から足音が聞こえてきたのだった。




