11月9日 夕食
とりあえず、宿題はなんとか終わった。すると、キッチンからお母さんが来るのがわかった。
俺 「今日の晩飯?」
お母さん「どうするの」
キッチンで何やら作っている様子だった。
俺 「何でもいいよ」
お母さん「それが一番めんどくさいのよ」
ホントに何でもいい。そんなにお腹も空いてないし、食べたいとすら思わないレベルだ。
俺 「俺、ゲームしてくるから。テキトーでいいよ」
お母さんの目が光ったように映る。
お母さん「あんたもゲームばっかりしないの」
俺 「じゃあ、俺も上に行くから」
これ以上話すと長くなるのは目に見えていた。カバンを持って、さっさと切り上げることにした。
お母さん「それより勉強してるの?」
俺 「してるよ。それなりにね」
相変わらず、ツッコンでくるな。
お母さん「じゃあ、次の期末テストで結果出しなさい」
俺 「えっ、どういうこと?」
意味がわからない。
お母さん「やってるなら結果出せるでしょ?」
そういう問題ではない。
俺 「それは、知らないよ」
すぐ否定した。
お母さん「結果出せたら、ゲーム後1時間プラスしてもいいわ」
俺 「ホント?」
一気にボルテージが上がった。
お母さん「うん」
俺 「よし」
でも、こんなうまい話はないと我に戻った。
お母さん「でも、できなかった時は1時間減らすからー」
俺 「はー、何言ってんの?」
今度は、違うボルテージが上がってしまう。
お母さん「もう結果出すしかないでしょ」
俺 「とれなかったら、どうすんのよ?」
知らぬ顔で卵をわった。
お母さん「とれなかったこと考えずに勉強しなさい」
俺 「絶対無理だって」
天国から地獄に突き落とされた気分だ。
お母さん「もういいから黙って勉強しなさい」
俺 「最悪、まじで。もういやや」
もうよくわからないけど、とりあえず自分の部屋に戻ることにした。
お母さん「じゃあ、テキトーにご飯作るから。それまで勉強しなさいよ」
俺 「テスト結果って何点以上?」
とりあえず聞いてみる。お母さんの表情は変わらない。
お母さん「全教科50点以上」
俺 「あー、まじか。終わったな」
頭を抱えながら上に戻っていったが、その5分くらいで切り替わって別のことを考えている気がしたのだった。




