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日常で世界を変える(白州編)  作者: mei


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11月4日 3年2組

 俺たちのクラスは、完全に崩壊していた。俺は、何も気にせず授業を受けていたが、他の生徒は、授業を聞いていなかった。聞いていないと言っても、先生がわかるほどではななかったが、クラス委員長の佐藤やBIG3の篠木たちは、明らかに態度が違っていた。

 しかし、俺も聞いているというわけではなかった。いつものようにシャーペンの芯で遊んだり、消しゴムに穴をさしていた。ゲームや動画のことを考えていると、まともに先生の話を聞く余裕なんてなかったのだ。

 現在、3年2組はというと、大きく二つに別れていた。一つは、授業を聞いている奴らだ。男子で言えば、三笘や高橋。女子で言えば須藤や佐藤たちが該当する。しかし、そんな授業を聞いているやつらの中でも、聞いている風のやつらも半分ほどおり、実質きちんと聞いている奴らは、4分の1程度だろう。

 一方、授業を聞いていないのが問題を起こした人たちだ。男子で言えば、野間、横山、中村、橘、八幡、橋本。女子で言えば、佐藤、篠木、諏訪、西畑たちだった。その中でも、野間、横山、諏訪、西畑たちは、完全にクラスにいるというだけの状態だった。授業中は、ほとんど違うことをしているし、先生の話も聞いていなかった。

 興味がない俺にとっては、どうでもよかったが、アイツらは、先生にとったらとても重要だということが、今日の終礼でわかった。終礼で村山先生は、俺たちにとても呆れた様子でいた。でも、怒るわけでも諭すわけでもなく、ただ現状を淡々と伝えていた。

 当然、野間たちにとったら、納得いかない事実だから気持ちもわからなくではないけど、こんなことして何がしたいんだろうな。俺には、全く理解ができなかった。文句があるなら、直接言えばいいし、納得いかないんだったら納得するまで聞けばいい。それをせずしてっていう感じのことを話していたのは、篠木だった。

 篠木は、当初、先生に対して、否定的な立場を取ることが多かったが、今は違うみたいだ。それは、どういう変化なのかは知らない。俺を呼び止めた日も、ずっとみんな一つの方向に向かって卒業できる方法がないのかを考えていたのを覚えている。そんな方法なんてないし、あったってどうすることもできないんじゃないかと勝手に思っていた。

 今、最も苦しんでいるのが彼女じゃないだろうかと思っていた。俺は、考えても篠木たちのことはわからないだろうと思い、いつものように布団についたのだった。

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