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日常で世界を変える(白州編)  作者: mei


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10月13日 体育

 今日は、俺の苦手な体育の授業があった。まぁ、特に何かするというわけでもないが。いつものように、体操服に着替えて列に並んだ。体育の授業中は、俺がいる2組だけでなく、4組と5組も同じだった。

 4組は、国公立クラス。天才の集まりだ。沢田、辰巳、土井、高田、佐々木、寺崎などがいる。5組は、理系クラス。宝来、山里、新垣、井筒、牧本たち。

 今日の体育は、バスケットボール。俺は、チームの中に入ったが、あまりルールもわからないし、めんどくさいので、端っこの方に突っ立っていた。最初は、2組と3組の男子で対決の様だった。

 2組からは、横山、中村、野間さらに野球部の八幡、橘がいた。一方、4組には、沢田がいた。ただ、他のメンバーの名前は知らなかった。俺は、体育館の舞台の上から試合を眺めることにした。

 開始早々、横山がパスを受けとりレイアップシュートを決める。1分後には、野間が3ポイントシュートを放ち早くも5対0となった。4組チームは、なかなかボールがもらえずに苦労していた。そうこうしている内に、横山がパスをもらう。中村にパスを出し、シュートを打とうとした。しかし、それはフェイク。中村はシュートの構えから後ろにボールを投げた。ボールをもらった野間は、再び3ポイントシュートを放った。このシュートは、キレイに弧を描き3ポイントが決まった。

 4組チームは、試合を諦めた様子だった。その後も4組は

勢いが止まらず、残り3分で、16対1というスコアになっていた。俺も試合が決まったため、試合ではなく天井を見つめながら、今日行く塾のことを考えていた。

 すると、大きな声が聞こえてきた。俺は、慌てて、天井から試合をしているメンバーに視線をうつした。2組の野間と4組の誰かが掴みあいで揉めていた。前にも似たような状況があったことに気がついた。

 そっか‥‥。あの時は、俺だったのか。アイツは怒りっぽい性格なんだ。俺は、初めて気がついた。先生は、間に入って仲裁しようとするが高校生の掴み合いとなると、なかなかできない。2組からは、横山と中村が入ってくる。4組からも何人か来ていた様だった。

 周りのみんなも何があったのか視線に釘付けだ。横のコートで試合をしていた先生も、試合を中断して駆けつけてきた。まだ、野間は、横山の体をどけようとしながら、4組の生徒に噛みついていた。俺の横にいた何人かの生徒も舞台から降りていた。

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