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96- 全速前進

「それじゃあ次は私ね、私はピュロ、爆弾使いだけど狭い所でもしっかりと戦えるわよ?」


 妖艶な感じの女の人です。

持ってる爆弾も普通の爆弾だけじゃないですね。

どちらかと言えば花火のような見た目です。


 多彩な爆弾というのも面白そうですね。


というかこの人に周りの敵吹っ飛ばしてもらえばいいのでは……?


「――あら、私の爆弾の火力はあんなにバカみたいな火力じゃないわよ?」


「何で私の言いたいことわかるんですか」


「大人を舐めないことね」


 侮れませんね……


「俺はティア。 武器は強いて言うなら爪といったところか」


 ――あの爪、色は普通の爪ですが中にノヴァメタル使ってますね。

やっぱり特有の圧があります。


 次は私みたいですね。

「私はセツナ、武器は……爆弾とショットガンといったところですかね? 作戦に使うらしいので言いますが、私のアーマーは超火力のレーザーをぶっ放せるやつです」


 こんなところですかね。


「よし。 まぁ自己紹介はこんなところだな!」


「いや、後一人いません?」


 自己紹介をしたのは7人です。

 後一人は奥の方でぽつーんと座っている人だと思いますが。

場所的に参加するプレイヤーだと思うんですけどね。


「ああ、あいつは基本的に喋らん。 名前はデラ、武器はマナと同じ剣。 流石にミロクには負けるがそれなりに強いぞ」


「へぇ……」


 黙ってばっさばっさ切り捨てるタイプですかね……

中々かっこいいじゃないですか。


「というわけで作戦の続きだ。 1セツナが周りの敵を殲滅する。 2機械兵の出現スペースに突っ込む 3臨機応変。 以上」


「あながち間違ってないのがなぁ……」


「別にいいと思うわよ? 実際あんな火力ここにいる人間に出せないし」


「わかりました。 精一杯やらせていただきますよ」



 前線上空。

作戦の開始ですね。


 そういえばストラに何で少数先鋭か聞いたら『一つの大きなダンジョンにたくさんのプレイヤーを突っ込ませても無駄死にになることが多いからな。 やるなら少数先鋭の方がいい』とのこと。


『確かに作戦としてはいいかもね。 一定水準にないと全く歯が立たないこともあるし』


「へぇ…… ちゃんとしてるんですね」


 しばらくリアとだべっていたら下の準備が終わったみたいですね。

準備しておきましょう。


「行くぞ! 突撃ーーー!!!」


「リア! 最大出力行きますよ!」


『アーマー状態の本気見せてやる!』


 ――やっぱり基礎出力上がってますね。

オルドル戦の本気とまでは言いませんがあの半分は無理をしなくてもたたきだせそうですね。


「【ドラゴンブレス】!」


 私のレーザーが地面に直撃し、広範囲の敵が一瞬にして蒸発し、地面もえぐって大きなクレーターを開けました。


 そしてその轟音を合図にプレイヤー達が船の中に入っていきました。


『――少数精鋭のはずでは?』


「まぁ雑多が集まったゲームですから。 いうこと聞かないのもいるでしょうね」


 早速作戦がずれましたが大丈夫ですかね……?

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― 新着の感想 ―
[一言] ノヴァメタルね....なんか特殊な条件下で使用不可になりそう
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