表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/209

95ー 作戦会議 顔合わせ

「やぁ、突撃班達。 最後の1パーツを連れてきたよ」


「何が何やらわからない内にここまで準備が進むか。 お前のリーダーシップには驚かされる」


「ははは、私の取り柄はそのくらいだからな。 なぁにできることはするさ」


 集まっているプレイヤーはストラや私含めて8人。

ごつい人もいますし、細身の人もいますね。

武器も刀のようなものを持っている人や銃を持っている人もいます。


 本当に少数先鋭何でしょうね。


『中々のオーラ持ってるね……』


 ええ、やっぱりこういうところにいるくらいです。

かなり強いんでしょう。


「あ! おね…… セツナ!」


 聞き覚えがある方を向いたら見覚えのあるマントを被った女の子が声をかけてきました。


「誰かと思えばマナですか。 あなたも突撃班の一人ですか? 室内戦であなたの十八番である【魔……」


 マナが人差し指を立てて口を押えます。


「しー。 あんまり人前では言わないでね。 それに別に心配しなくても大丈夫だよ。 そこら辺よりかは強いから。 それにここ突破しないとまた暴れられないしね」


「セツナにマナ、二人とも知り合いだったのか」


「ええ、まぁ」


「知り合いがいた方が話は進みやすいからな。 というわけで作戦を説明するぞ!」


 ストラが右手を上げて注目を集めます。


「簡単に説明するとこうだ。 入る、制圧、以上!」


「流石に雑が過ぎるぞ!」


「悪い悪い。 まずはセツナ、お前のアーマーで入り口周辺の敵の殲滅だ」


「早速大役じゃねぇか。 始めたてなのにすげぇなぁ」


 銃を持った大柄な男の人が肩をたたいてきます。

銃はかなり大きいものを2本担いでいます。


 どうやら2本の狙撃銃のようですが、バレルが短いです。

あれを2丁持ちですか…… まともな狙撃銃の使い方しなさそうですね。


「新人いびりはやめた方がいいぞ、フラン」


「悪い悪い」


 どうやらこの大男はフランというらしいです。


「そういえばセツナは多分ほとんどが初対面だろうし、会ったことのないプレイヤーもいるだろうしな…… 先に自己紹介からやるか?」


「そっちの方が作戦説明も楽だろ。 俺はフラン、武器は強いて言うなら2丁狙撃銃だな、はは。 アーマーは…… 今回は割愛させてもらうか、使わねぇし」


 

「じゃあ次は私ね。 マナ! 武器は剣。 それなりには強いから安心していいよ!」


 ――誰も【魔剣ティルフィング】については突っ込みませんね。

本当に誰にも喋ってないみたいですね。

それなら私も黙っていた方がいいかもしれませんね。


「私はグラス…… 武器は刀。 よろしく」


 グラスさんの持っている刀、これからただならぬ圧を感じます。

刀自体が長いので刀としても異質ですが、それよりも何というかこう、違う圧です。


『あの刀、ノヴァメタルじゃない……?』


 なるほど…… それからの圧ですか……?


「――何を見ている」


「いえ、何も」


 ノヴァメタルを使ったものから圧が出るのは強いプレイヤーを見分けられるので便利かもしれませんね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ