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91- 悩み事

「ふぅ…… 彼女との会話は神経削りますね……」


『お疲れ様』


「リアですか、そういえばずっと黙ってましたね」


『まぁ邪魔はしたくないからね。 話も聞きたかったし』


「作戦参加まで時間があるとはいえ中々大きな話題が降ってきましたよほんと」


『――ねぇセツナ』


「何ですか? そう改まって」


『【魔剣ティルフィング】を売った理由を聞かれたとき少し言葉が詰まったよね? やっぱり知ってるよね?』


 ――はぁ。

何でそういうところで勘がいいんですかね。


「もちろん嘘ですよ。 理由だって知ってます、というか彼女が【聖剣カリバーン】を売った…… いえ、売ってしまった理由が私です」


『――何かひと悶着ありそうだね』


「あなたに話してもどうしようもないことです。 こういう静かな場所も借りられましたしこの後どうするか考えましょうか」


『私は聞きたいけど喋れないならまぁいいかな。 といってもやることなんて決まってない?』


「ビルドアーマーによる船の制圧ですね。 アーマーの火力ならゴリ押せると思います。 後懸念すべきは爆弾の残り個数と……」


『勝手に動く腕かぁ……』


 一番の懸念材料です。

一応いつ動くかという法則のようなものはありますが、危ないときに動いたらとんでもないことです。


「リアの方で理由わかりませんか? 中身についてはあなたの方が詳しいんです」


『これがなーんにも異常なし! むしろ出力が上がってぴんぴんしてるよ』


「むしろ快適ですか…… 考えても埒があきませんね、何か食べながらにしますか」


 爆弾作るときの素材集めの時にそれなりのお金が稼げたんですよね。

ここの料金を払う程度なら持ってます。


 とりあえず紅茶とケーキにしておきましょう。


「やっぱり早いのは便利ですね。 うん、結構おいしいです」


『セツナ、チェンジ』


「リアもですか、いいですよ」


 そういった瞬間、私の目に映る景色が赤い空間に変わりました。

もう慣れましたね。


 そして入れ替わって気が付いたことと言えば本当に出力が上がってますね。

喜ばしいことです。


『――ねぇセツナ、通常出力も上がってない?』


「いいことじゃないですか?」


『まぁそうなんだけどね…… あ、結構おいしい』


「リアの口にも合いましたか、良かったです。 食べ終わったら爆弾の追加に行きますよ」


『分かった。 でも今回のメイン操作は私にやらせて』


「ええ、たまにはどうぞ」


 船に突っ込んでいるときは私ばかりでしたからね。

たまにはいいでしょう。


 ――勝手に動く腕の謎もリアの視点からなら見つかるかもしれませんし。


皆さんはどんなケーキが好きですかね?

私はレアチーズケーキです。

私も! ってい人は☆を★にしてくれたら嬉しいです。


 嫌いっていう人も☆を★にしてくれると嬉しいです。

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