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180ー 銭ゲバ

「やっぱり【龍血晶ドラゴンブラッド】らの言う原点の0を【聖剣カリバーン】を使って抑え込んでいるんでしょうね……」


 ミロクの力、【剣之王エクスカリバー】と【理想郷アヴァロン】。

おそらくそれに付随する力なんでしょうが……


「そういえば2人はミロクについて何かわかりませんか?」


 むしろこっちの方が最短なのかも……


『――わからん』


『我々もわかんないの。 予想はいろいろ考えられるけど確証は持てないかな』


「2人がここまで悩みますか…… じゃあラインの行き先とかは?」


 リアの見つけたミロク討伐の糸口になる可能性のあるもの。

後にたどるつもりではありますが……


『普段ならわかるはずなんだが…… 対、何かわからんか?』


『試練の時にコピーした対の方が分かってそうだけど…… 多分次元断層で識別を完全に遮断してる』


『やっぱりか…… どうやって突破する? 対』


『我々の持つ絶対値で突破できる断層かなぁ……』


 喋りこんでしまいましたね……

もしかしたら対の2人で話させた方が解決策が見つかるかもしれませんし、私は撤退するとしますか。



 2人と別れた後、即座に情報屋のおっさんの所に来ています。


「お久しぶりです」


「おぉ…… 何故マントを?」


「一応の用心です。 念のため」


 プレイヤーの壁ができても厄介なだけですし、もらっておいて良かったです。


「それで? 何の情報がお好みで?」


「ミロクと【魔剣ティルフィング】が目立ち始めた時期っていつ頃なのかなって」


「3000」


「そのくらいなら持ってるようなー」


 そういえば私いくら持ってましたっけ?


ステータス

名前:セツナ

種族:デウスエクスマキナ

職業 メカニック

スキル:SP 0

【散弾銃術】 【高速作成 Ⅱ】 【体術 Ⅱ】【レーザー銃術】 【長剣術】

【二刀流】【鑑定】【調査】【投的】【空中機動】【遠視】【暗視】【血縁】【∞リュウ】


所持ビルド 2000


 おぉ…… 種族が変わってる……

じゃなくて。


 買えないじゃないですか。


「ビルド少な……」


「はっはっは。 で、どうします?」


「負けてくれたり?」


「今回の取引は無かったことに……」


「――集めてきます」


「それが賢明でしょう」


 そういえばずーっとお金稼ぎらしいお金稼ぎをしてませんでしたね……


「そういえばノヴァメタル売れます?」


「売れますけど価値的にすぐに大金を用意できないので実質的には売れませんね。 あ、キャッシュ不可ですので」


「時代遅れな……」


 ――さーてどうしますか。


「買わないならどいてほしいです」


「ネロじゃないですか。 あなたこそ何を?」


「ほしい素材の情報を買いにきたです。 戦争準備です」


 そういってネロと情報屋が話し始めました。

少し待った後でネロと話しますか。



「ネーロー」


「どうしたです? セツナ」


「少しお願いがあるんですけどいいですか……?」


「――あんなところで立ち止まってた以上大体わかるです。 一応聞くです」


「ノヴァメタル買いません?」


「想像以上にぶっとんでた……」


 いつもの口調が崩れるほどですか。

でも嫌そうではなさそうです。

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