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この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

お人よし国王、退位するために理想の国づくりを志す

作者:猫尾
 本作は「お人よし冒険者、特級クランから追放される ~実は計画通り……と思っているのが本人だけで周りにはバレバレだった!?~」の続編です。
 前作に関する補足は本作中に記載しますが、前作をお読みいただいたほうが楽しめると思います。


 チェスリーは【百錬自得】というレアスキルを持っている。
 レアスキルを使いこなすことができれば、通常のスキルより優れた力を発揮できる。
 だがレアスキルの使い方は自らで見つけなければならず、わからなければ何の意味もない。
 そのためレアスキルは神の試練とも言われていた。

 チェスリーは故郷を滅ぼした魔物と魔物を生み出すダンジョンを全て殲滅する目標があった。
 達成にはレアスキルの力が必要だが、試行錯誤しても使い方はわからず長年並みの冒険者のままだった。

 そんな日常を送る中、とある依頼がチェスリーに舞い込んだ。
 その依頼がきっかけとなり、ついにレスキルの効果がわかったのだ。
 チェスリーはレアスキルを徐々に使いこなし、信頼する仲間を増やしながら、力を蓄えていった。

 目標達成の力を得たチェスリーは仲間達と共にダンジョン攻略や調査を開始する。
 攻略や調査の末、ついにダンジョンや魔物を生み出す原因に辿り着く。
 そして知り得た事実により、目標を断念することになってしまう。

 すると仲間達から新たな提案がだされた。

 「目標をやめるなら、あたしたちの目標にもつきあってよ」
 「いいけど、何をすればいいの?」
 「自由にやりたいから国づくりしましょ。あんた国王ね」
 「えええ、マジかよ」
 「マジマジ」

 実際のやり取りとはかなり異なるが、まとめるとこんな感じだ。

 「あんたいくらなんでもまとめすぎでしょ。あたしたちがワガママみたいになってるじゃないの」
 「いやあ経緯が長いからしょうがなくね?」
 「一応許してあげるけど、しっかり国王やんなさいよ」
 「お、おう」

 こうしてお人よしなチェスリーの国づくりが始まった。
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