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episode 5

イツキside

〈幼少期の記憶〉

(イツキ)「父さん?父さん…!?しっかりしてよ!!なんで、なんでみんな俺を置いていくんだよっ…!うぅ…あぁぁぁぁあああああ!!!」


(巴)「いいか、イツキ。あいつがいなくなった今、もうお前しかいないんだ。もう後戻りはできん。いい…な?ゴホッ…

ガっ………!もう、ダメ…みたいだ。」


(イツキ)「父さ……やだよ、やだ!ヤダヤダヤダ…!

あの女みたいになるのは御免だ!俺も……を………から!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

嫌な夢をみた。ドロドロして、本当に吐きそうなほど。


(イツキ)「うぅっ…!!!最低な寝覚めだ……。」


こんな顔誰にも見せたくない。

そんなとき、ツンっと鼻腔を刺激する鉄臭い臭いがした。


(イツキ)「はぁ…だからこの季節は嫌なんだ。」


(ミライ)「あの女を思い出すから…。」


(イツキ)「姉さん…。居たんだ。」


(ミライ)「まだ…引きずってるの?良いんだよ。うちの家族のことだから。」


(イツキ)「姉さん!!…なんでそんなこと…。俺は!姉さんがいたから助かった!でも、お姉ちゃ……!!」


(ミライ)「…?…お姉ちゃん?誰のこと?」


(イツキ)「厭……なんでもない…。僕がどうかしてた。悪かったよ。」


(ミライ)「え…ちょ、イツキ!?」


(イツキ)「いい?姉さん。今言ったことは全部忘れて。」


(ミライ)「…わ、かった。」


(イツキ)「大丈夫だから心配しないでね、姉さん。」

噛み合わない会話


仲良しなはずの二人



そしてハブられる主人公トオル!(笑)



イツキは隠していることがあるようです。

まさかあのミライにも隠していることが。


お姉ちゃんとは誰なのか。あの女が、ミライの身内が。



伏線って難しい。(笑)

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