5.サブタイトルと中身の話
ジャンル別日間8位! ありがとうございます!
まだまだ反省会は続く。
さて、仮に物好きな人がいてこの作品ページに行ったとしよう。
そこに並んでいるのは目次のはずだ。
あぁ、もしも、もしも物好きな人がいて『亡国のイレイザー』を読んでみた人がいたら分かるだろう!
ずらりと並ぶ英単語サブタイトルの山。
あぁ、そうだ! 読む気が失せる!
サブタイトルというのはネット小説においてとても重要だ。
なぜなら、ざっと見ればその作品がどういう傾向なのか、どういう内容で進んでいるのか判断がつくからだ。
サブタイトルを見て気になって読みはじめた人や、展開が変化することに気付く人も多いと思う。第二のタイトルとも言えよう。
それが、英単語。
意味分からん。中身が全く分からないんですけど?
英語サブタイトルが許されるのは、あらすじでガッツリ引き込んで最後まで読ませたいと思った時だけです。覚えておいてください。
一応、言い訳しておくとこのサブタイトルにはしっかり理由があった。
本来の6話構成だと、
・プロローグ Dusk
・1話 Evening
・2話 Night
・3話 Midnight
・4話 Ghostly hour
・5話 Dawn
・6話 Twilight
・エピローグ Sunrise
となっており、時間の流れになっていた。主人公の名前である「旭」とエピローグのsunriseを対比させていたのだが……当然だが25話分割した時点でそんなもん意味を成していないのである。
というか、普通に考えてそんなもの気付くわけがない。変なこだわりで機会をふいにしたいい例である。
じゃあどんなサブタイトルならいいんだよ! となるかもしれない。
いや、普通に日本語で書けばいいと思う。
どんな話なのか予測できればそれでいいのだから。
もちろん、確実に読んでもらえる状況があるなら英語サブタイトルだろうが全く問題ない。タイトルと一緒である。
……あれ? 結局普通になろう攻略になっている……ような……?
まあいい、続けよう。
次に中身の話。
さあ、この時点でタイトル、サブタイトルとかなりの難関を突破した猛者たちしかいないわけだが……。
最初の問題は問題は一話の構成が分割されてしまったという事。
何も事件が起きず、導入だけで終わってしまっている。これでは読者は先に進もうとは思いにくい。
そして、この作品は一つの出来事にスポットを当て、それが解決するまでを描いている。となると、25話もあって大きな盛り上がりが最後にしかないという事になるのだ。
文庫本などならそれでもいい、というか一般的な構成なのだろうが……連載だとそうもいかない。
これは、書き上げてから投稿したが故に起きた問題である。
更新しながら書いていれば読者の反応も分かっただろうし、軌道修正も容易だっただろう。だが、完成してしまった作品には手が付けられないのだ。まして、なろう初投稿ともなれば……うん、まあ、お察しだ。
各話の盛り上がりが無理矢理分割したせいで薄いのもあって、ブックマークもつきづらいものになってしまった。
実際のところ、2件しかない評価がどちらも5:5だということは内容自体は悪くなかったのだと思う。感想もないのでさっぱり分からないが……。
さて。
ここまで書いてお分かりの通り、『亡国のイレイザー』は大失敗した。なろうでの常識、ルールが分かっていなかったが故に大ゴケしてしまったのだ。
感想が欲しい、ブクマが欲しい、評価が欲しい。
なら、生き残るためには知識が必要だ。
私は、亡国のイレイザーの連載が終わった後ひたすらなろうの上位作品を読みまくった。どうすれば人気が出るのか? どうすれば読まれるのか?
ひたすら考察を続けて、最後にたどり着いた結論があった。というか、皆たどり着く結論に達した。
そうだ、異世界ファンタジー、書こう。
えー……この話を書き終わった後に亡国のイレイザーの小説情報を確認しにいったらなんかポイント伸びてました。
ど う し て 外 れ だ っ て 言 っ た の に 読 み に 行 っ た
……評価&ブクマ、ありがとうございまあああああああす!