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花の妖精と腹黒王太子  作者: 水無月 撫子
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お客様のおでまし エディー目線


「殿下、ただいま連絡があり、あちらの王太子ご一行が王都に入られたようです。」

「そうか、分かった。」


 ついに、来てしまったか……。


 この日のために歓迎パーティーの準備やら出迎えやら無駄に執務を増やされたまったもんじゃない。

 本当は王都の入り口からの案内は俺になっていたが体よく理由をつけてレイドを向かわせた。

 

 はぁ……


 ここでグズグズしていても来てしまったものは仕方がない。


 取り合えずサフィーを迎えにいこう。


 やつらが来たらサフィーと共に出迎えることになっている。

 はっきり言うとサフィーをやつらの目に触れさせるのは死ぬほど嫌なのだが一応やつらも貴賓だ。


 そんな風に思いながらも俺は広い王宮のひとつの部屋にたどり着いた。


 その部屋のドアを迷うことなくノックした。


「やぁ、サフィー。」


 部屋へ入ると女神をも越える美しさを放つ我が愛しの妻がいた。


 今日のサフィーも美しい。


 サフィーはあの溺愛親子から強行手段を使って妻にしたのだ。


 サフィーの正装を見ながらも出迎えのために部屋から出て王宮の正面に向かう。


 いつも愛剣を所持しているサフィー。

 今日も持っているのかと訪ねると、剣は持ってないが毒や、解毒薬など不穏な単語の武器を所持していると返答された。

 サフィーは俺が守るとかっこよく言ったつもりだったのだが…

 この世で一番美しい妻はいつでも俺と共に戦うと健気に笑った。

 はっきり言えば俺のかっこいいとこだったのに、と思うがこれはこれでサフィーの愛が伝わってきて一人感動していたのだった。


と、まぁ。ここまでだったら今日一日は本当に素晴らしいものであっただろう……だがしかし!!

 やつらが到着してしまった。しかも予定よりも早くに!

 最悪だ。あぁもう最悪だ。


 濃い王太子があろうことか我が愛しのサフィーの美しい手に触れた。

 見ろ!サフィーのあの顔相当苛立ってるぞ!


 その後、サフィーに今度あいつが手に触れたら刺してもいいと許可を出した。

 それでは収まらずひしっと抱きしめていたが、何だか胸騒ぎがし、嫌な感じがする。

 何事も起こらなければ良いのだが……

 

 2018年も張り切って書いていくのでよろしくお願い致します!!

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