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花の妖精と腹黒王太子  作者: 水無月 撫子
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困った王太子夫妻 国王目線



 国王目線からです!!

 なんとも残念な国王ですが一応賢王なのですよ?


サフィー>>国王様はいつも頑張っていらっしゃいますわ。でも、もう少しどうにかできそうよね?


エディー>>まぁまぁかなぁ?


国王陛下>>な、なんか本編より辛くない!?((汗

ひ、筆者よ助けて!!


水無月>>えぇー。嫌ですねぇー。


国王陛下>>そ、そんなぁ((泣))


「はぁぁぁーーー」


「あら、やだ。そんなに長いため息をついたら老けてしまいますわよ?」

「いや、もう歳だし。てか、そこじゃないから!?」


 ん?なんでため息って?


 そりゃ、あの二人だよ……。



 ここは、国王の自室。現在、王妃のステラとまったり中…のはずだったが。


 王太子妃様がいなくなった!と城は大騒ぎ。

 続いて、王太子様がいなくなった!と大騒ぎ。

 とどめは、王太子夫妻が城下にのさばっていた不良を殲滅した!と大騒ぎ。


 ……そりゃあ、ため息のひとつやふたつ、つきたくなるよ……。


「いいではないですか。執務はこなしているのですから。」


「いや、そうは言っても自信の身を脅かしていることにかわりはないからな……。」

「確かにそうでございますが……。」


 妻のステラは、どうにも息子に甘い。というか、嫁で娘のサフィーに甘い。ただ、その気持ち分からなくもない。あの可愛いサフィーをデレッデレに甘やかしたいと思ったことは一度や二度ではない。

 だが、それとこれとはちっがーーう!!

 いくら可愛い娘でもこればかりは譲れんのだ!!


「やはり危険だ!だめだ!!」




「はぁ、まただわぁ。この人の過保護っぷりったらありゃしない。」




「何かいったか?ステラよ。」


「何でもございませんわ。」

「そうか。」


 こうして、国王のまったり時間もとい愚痴時間は終わりを迎えることなく、王妃がキレるまで続いたそう。


 夜中、国王の自室から野太い悲鳴が聞こえたが城勤めの皆は思いっきり、聞こえない、知らない、関わらない。の姿勢を徹底したそうな、しなかったそうな………。

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