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お叱り レイド目線
続いてレイド目線です。
少なくて申し訳ない。
メキッッ!!
無惨な音をたて真っ二つになったのは俺の執務机だ。
「あいつらぁー!!」
あいつらとは、言うまでもなくエディーとサフィーであるが全くやらかしてくれて本当に!!!
サフィーが城下に行った連絡を聞いてふっとんで行ったエディー。
大人しく仕事をしながら待っていた俺がバカだった!
急にサフィーから手紙が送られてきた(魔法で)と思ったら内容は頭痛のするものだった。
簡潔に言うと、『不良をやっつけたから牢に入れようと思う。手を貸して。』と、言うものだった。
痛い頭を押さえて騎士団に指令をだし、不良を牢に押し込めた。
帰ってきたあの2人の呑気さに益々イライラしてきた。
忘れてないだろうな!?お前ら王族だからな!?自重してくれよ!!ってか、後始末する俺の気持ちも考えてよ!!
翌日、王太子エディーから胃薬代が届けられた。
胃の心配をするくらいならほっつき回るな!!!




