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「役立たずと追放された俺、魔法陣がプログラムに見えるので最強の魔道具を量産します」   作者: れんれん


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第45話 新魔道具の試作

朝。

屋敷の研究室。

木製の机の上に魔法陣が広がる。

レオンは慎重に指を動かす。

「よし……今回の素材でいけるはずだ」

紙の上に描かれた魔法陣が光り、微かに振動する。

机の隅には、昨日届いた材料の数々。

「この組み合わせはまだ誰も試していない……」

心の中でつぶやきながら、レオンは魔道具の形状を頭の中でシミュレーションする。

「よし、まずは小型で試すか」

手元の魔法陣に力を注ぐと、光が集まり、白い球体の小型魔道具が浮かび上がった。

「おお……成功か?」

机に置かれた魔道具は、光をほんのり放ちながら、安定して空中にとどまる。

「次は応用……」

思考を切り替える。

昨日セレスティアやリシアとの話で心が温まった分、集中力は増していた。

「この魔道具、応用範囲が広いな……」

アイデアが次々に浮かぶ。

・通信に使える小型魔道具

・遠隔で情報を記録する装置

・戦闘補助用の攻撃型魔道具

机の上は一瞬で「未来の魔法工房」になった。

ふと、隣の棚に目をやる。

そこには以前作った失敗作の魔道具が並ぶ。

「失敗も無駄じゃなかった」

一つひとつの試行錯誤が、今の成果を支えている。

「さて……次は国家プロジェクト用に大きめの試作を作るか」

レオンは深呼吸をする。

「やるぞ……今回の魔道具は、王都全体を変える可能性がある」

机の上の小型魔道具が、まるでレオンの決意を反映するかのように光を強める。

静かな研究室に、微かな振動と光だけが残る。

そして――

心の中で呟く。

「これで、誰も無視できない存在になれる……」

外では、王都の街並みが朝日で輝き始めていた。

未来はまだ、白紙。

だが、この手で形にしていくのは――他でもない自分だ。

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