まほうのつえ ぴぴぴ~ !ぽんっ
おこめさん「ねぇ、ぼく、すっごく悩んでるんだ。聞いてくれる?」
ともだち「いいよ~、どうしたの?」
おこめさん「ぼく、ビックリマークが書けないんだ。ビックリマークってなんか、武器の剣に見えちゃってさ。この剣で誰かを傷つけちゃうかもと思うと、使えなくって。」
ともだち「うんうん。」
おこめさん「みんなは、普通に書けるのに。ぼくはおかしいんだって、思えてきちゃうんだ。うっ。うっ。しくしく。しくしく。」
ともだち「そっか、その気持ち、ちょっと分かるかも」
ともだち「でもね、それはね、なんにも心配しなくていいんだよ。」
ともだち「まずね、さかさまにして、これ ! 見てみて。みんなも一緒にやってみてね~」
おこめさん「これは、ビックリマーク。うっ。うっ。しくしく。しくしく。」
ともだち「ううん、違うよ。ちゃんとさかさまにして見てみて。これはね ”まほうのつえ” と ”まほう” なんだよ。」
おこめさん「まほうのつえと、まほう?」
ともだち「そうそう。黒くて長いところ、これがね ”まほうのつえ” で、黒くてまんまるの先のところ、これがね ”まほう” なんだよ。」
おこめさん「よく分からないよ。しくしく。しくしく。」
ともだち「いいから見てて~。えい ”まほうのつえ ぴぴぴ~ !ぽんっ”」
おこめさん「 うわっ。すごい。まほうだ。まほうが出てきた。」
ともだち「ちょっとどこいくの~。びっくりしすぎだよ~、戻ってきて~。」
ともだち「はい。今度はぼくの番だよ。まほうのつえをもって。」
ともだち「はい。みんなの分も用意したよ~。それではみんなも一緒に書いてみよ~。」
”まほうのつえ ぴぴぴ~ !ぽんっ”
おこめさん「やった。やった。ぼく書けたよ。」
おこめさん「”まほうのつえ” も ”まほう” も。ぼく、ありがとう!」
ともだち「いえいえ~。またいつでも相談してね!」




