表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
次は失わない  作者: 鼻の影
3/3

得たもの

初めての作品なので問題点はたくさんあると思いますが、読んでいただけると幸いです。

「…かな…かなめ、起きて、かなめ」

「林さん」


 目が覚めると私は知らない場所にいた(二回目)

 中世ヨーロッパの町並み、うん。ザ、異世界転生みたいな感じですね。

 まあ、知っている人がいることはうれしい。まず、私と共に引かれた女子中学生、鈴。そして、絶世の美女改め大天使の…


「あれ、お名前聞いていませんでしたよね」

「わっ、びっくりしたー」


 鈴は私が急に起き上がったことに驚いているらしい。だが、私には天界で私を救ってくれた大天使様に聞きたいことがたくさんあった。


「天界のアイドル 真凛です」

「……」


彼女はキメ顔でそういった!


「私も含めて鈴林凛のトリプルりんですね」

「……そ、そうですね」


 なんかこの天使、もう少し寡黙美人みたいな感じじゃなかった…?


「…聞きたいことはそれだけですか?」

「…あ、そうですね 真凛さんはここからついてきてくださるのですか?」

「はい 基本的に転生者が魔王を倒すまでは一緒に同行させていただきます」


 ほう。この美人さんとしばらく一緒なのか。


「…かなめ 顔が緩んでるよ」

「な、なんの話だ」


 私には妻と娘がいるからいくら美人だからって見惚れることなんてない…はずだ。


「むー、さっきから真凛とばっか話しすぎ。少しはかまって」

「すまんすまん」


 そういいながら、頭をポンポンしてあげると嫌ではないのか、少しおとなしくなった。というか、娘が生きていたら今、こんな感じになっていたのかな。そう思うとうれしいような、しかし、少し寂しいような気がした。

 私が複雑な表情をしている様子を感じ取ったのか、鈴はしばらくなにもいわずに撫でられていてくれた。中学生なんて、反抗期真っ只中のはずなのに、こうやって気を使ってくれるなんて、やはり実年齢より少し大人っぽい。

 しばらくそうした後、真凛さんへの質問を再開した。


「そういえば、私達の目標って魔王討伐なんですよね?」

「何事もなかったかのように始めますね…そうですね 最終的にはそのつもりです」

「じゃあ、他にもモンスターはいるんですか?」

「はい 冒険の最中に出会うと思いますがかなりいますよ」


 ほー、そうなると、なんだかゲームみたいだな。子供の時ゲームは強い方だったし、今でも休日はかなりやっているから、その攻略法を応用できるんじゃないか?


「通行人の邪魔になるので、そろそろ場所を変えましょう」

「え、あ、はい」


 今気づいたが、どうやら私達は道路のど真ん中で話していたようだ。


「では行きましょう」


 真凛さんについていきながら、私は幼い頃は夢にまで見た異世界生活が本当に始まる実感を覚えていた。

改めて辺りを見てみると獣人やエルフ、魔法使いっぽい人もいる。地球とはまるで違う世界。田舎とも少し違う安心感を覚えるのは誰もが活気の溢れる顔をしているからだろうか。

高揚していく気持ちを抑えて、覚悟を決める。今度こそ、今生こそは鈴や真凜さん、これから出会うであろう人を守れるようにしよう、と。

 

1年以上前に書き溜めていたものを出させて頂きました。おそらく、きっと、続きを書かせて頂きますので読んで頂けると幸いです。


あと1話2話に関してもちょくちょく直していきますので何かあればよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ