影響と対処方法
炎上シリーズも最終回です。
今回は、炎上の影響とその対処法について考察していきたいと思います。
・影響
まず、直接的な影響ですが、ネガティブな感想がたくさん来て、ポイントが剥奪されます。
作者にとっては大事件ですが、言ってしまえば、これだけです。
作品に対してはそれなりにマイナスですが、致命傷とは言えない程度の損害。
ネガティブな感想は、時がたてば忘れますし、ポイントもその内に回復するでしょう。
しかしながら、この程度で済めば、私も炎上などと誇大広告を打ったりしません。
見えない所に確実に影響が出ます。
その影響が顕著に表れるのが、作者のモチベーションです。
作品が炎上すると作者はどうなるか。
喜ぶ人は少数派でしょう。狙ってやっている確信犯の人は別ですけどね。
普通は驚いて、怒ったり落ち込んだりするでしょう。
私の場合はしょんぼりしました。(´・ω・`)
作者が怒ったり、しょんぼりするとどうなるか。
確実に筆が止まります。
( ̄▽ ̄)//実際書いてないもん。書く気になりませんて。
もしも、タイムラグなしに奮起して書ける人がいれば、その人は生まれながらの小説家です。その才能は貴重でしょう。
多くの作者は筆が鈍ります。最悪、そのまま筆を折るかもしれませんね。
また、ここまでいかなくても、長期に渡って更新が止まるかもしれません。
これは作者だけではなく、楽しんでいた読者にとっても大問題です。
なんとかいたしましょう。(/・ω・)/
それでは、処方法を考えましょう。
・対処方法(共通編)
①猫を撫でる
これで問題の64%は解決します。( ̄▽ ̄)//
猫がいないという、不幸な場合は犬でも可。
人は・・・その人の状況によります。
②寝る
見なかったことにして、寝ましょう。
明日になれば、事態が改善しているかもしれません。
この手の問題は明日に先送りしても、そんなに問題がありません。
明日にしましょう。明日に。( ̄▽ ̄)//
③笑点か太田上田を見る
こんな時こそ、TVのバラエティー番組の出番です。
笑点の大喜利を見るか、太田上田の馬鹿話を見て忘れましょう。
あの手の番組は元気な時に見ても、あまり面白くありません。疲れた時や傷ついたときに見ると効果的です
一見、ふざけているように見えますが、効果はありますよ。
・怒った場合
基本的に感想に対して怒っちゃ駄目です。(=゜ω゜)ノ
しかし、人間です。怒るのはしょうがない。
ウチの江莉香さんもブチ切れているわけですから。
一番やってはいけないことは、感想文と喧嘩することです。
これは、何の意味もありません。ここは、堪えどころです。我慢しましょう。
大丈夫。そのうち忘れます。( ̄▽ ̄)//
意味不明な誹謗中傷に関しては、警告文の返信はありだと思いますけど、喧嘩腰の反論はNGです。
怒るのは構いませんが、表に出さないでください。
みんな引きます。
感想欄の閉鎖は作者の自由ですが、お勧めはしませんね。
利より害の方が大きいと感じます。
・しょんぼりした場合
しょんぼりした人は、誰かと楽しい話でもしましょう。
炎上をネタにして盛り上がると、気分が変わるかもしれません。
コロナでなければ、飲み屋かカラオケを薦めるんですけどねぇ。
(/・ω・)/残念。
・再開について
さて、少しは気分が落ち着いたと致しましょう。
次は、再開に向けてのステップです。
ここで考えるのは、ネガティブな意見に耳を傾けるかどうかでしょう。
これは、作者さん個人の裁量権内のお話になります。
どちらでも好きな方でいいでしょう。
意見を受け入れてもいいし、跳ね除けても良い。
作家性の問題です。
このような状況に、用意しておくと便利なのが、プロットです。
作品の設計図ですね。
プロットを用意しておくと、意見を採用して作品を変更する場合に便利です。
基本的な設計図は変えずに、部分的に修正することが可能になるからです。
用意してない場合に、意見を聞くのは注意が必要です。
他人の意見に引っ張られ過ぎると、作品への愛情が下がるかもしれません。
ご利用は計画的に。
プロットがしっかりとしていれば、細部を変更しても自分の作品であるという点においては、揺るがないでしょう。
特に長編をお書きになる場合は、プロットを用意いたしましょう。
・炎上はチャンスと考えましょう
炎上は心理的ストレスが大きのですが、逆に考えると、注目されているという事に他なりません。
悪名は無名に勝るなんて言いますし、作品を知らしめるチャンスと考えるべきです。
その方が、気が楽でしょう。( ̄▽ ̄)//
作品の問題点の、転換点になるかもしれません。
逆に利用してやる、ぐらいの気概が欲しい所ですね。
小説家って生き物は、ペンを片手に世間様と戦う孤独な戦士です。
ネガティブな感想程度でへこたれていては、作品の完成は覚束ないでしょう。
時間をかけでも、再び立ち上がる事こそ肝要でありましょう。
終わり
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
思ったより短い連載となりました。
登録、評価、ご意見、ご感想、誠にありがとうござました。
拙著「異世界チート知識で領地経営しましょう」の読者の皆さまに置かれましては、引き続きご愛顧いただければ幸いです。
読んでない人は、取りあえず6話までは読んでください。
よろしく。<(_ _)>