小説とか漫画の異世界ものって転移とか転生が当たり前だよね
・・・・・・・俺は今寝ているとふと何者かの声がした。
「・・・・・ねぇ・・・・・・・ねぇ・・・・おき・・・・」
何だ?・・・・・・・女の声がするな・・・・・・・
「起き・・・・・・ねぇ・・・・・・起きなさいよ・・・・・」
あっ段段と目が覚めてきた。
「ねぇ!起きなさいよ!」
「うぉっ!!」
目が覚めてきたと思ったら急に大きい声が響く
「はぁー・・・・・全く・・・・・道のど真ん中で何のんきに寝てんのよ!!」
「はぁ?」
「はぁ?って!あなた今どういう状況か分かってんの!」
いきなり金髪の女騎士に怒られた。
・・・・・・・ちょっと待って
「あれ?俺は確かに自分のベットでねてたんですけど・・・・」
「?・・・・・何言ってんのよ?あなたここで堂々と寝てたのよ?」
えっちょっと待って・・・・・・・俺知ってる・・・・・これあれじゃん・・・・ぞくにいう『異世界転生』的な『異世界転移』的なやつやん・・・・・・うわぁーちょっと待ってー小説とか漫画とかでもよくあることだけどまさか現実でも起こってんのー・・・・・・・・・やべぇどうしよ・・・と・・・とりあえずここの事を聞いてみよ・・・・・・・
「あの~えっと~すみません・・・・ここって何処なんでしょうか?」
「何よ・・・・・急にかしこまって・・・・・・・・はぁーまぁいいわここは『エラメルド大陸』っていうところよ・・・・・そしてその先にある街は『ジュエル』って言うところよ?」
あきれながら女騎士は言う
『エラメルド大陸』?『ジュエル』?聞いた事のないな・・・・・・・・やっぱ異世界分かんないや★
「すみません・・・・聞いた事ないですぅ・・・・」
「えぇー!この大陸では常識よ!!・・・・・ってことはあなた違う大陸から来たってこと?」
「あ~えっと~そうなりますね・・・・・はい・・・多分」
なんとも曖昧な答えをしてしまった
「はぁー・・・・・全く面倒なことになった・・・・・・本来なら別の大陸から来た場合は色々手続きをしなきゃいけないけど・・・・・仕方ないわね・・・・・はいこれ」
っと金髪の女騎士から何かの勲章みたいなものをいきなり渡す
・・・・・何か変な彫り物があるけど
「これは?」
「この街の『エンブレム』よ・・・・それをつけとけばこの大陸の住人になるわ」
「え~と・・・・どうも・・・・ありがとうございます・・・・」
「別に?ただここでは見られない顔ぶれだったから・・・・・ついでにあの街送ってあげましょうか?」
「えぇ!いいんですか!?」
「えぇ、いいわよ・・・・それにあなたについて色々聞きたいし」
そうして俺は「ありがとうございます!!」と言い金髪の女騎士が乗っていた馬車へ入っていく
「日本・・・・・聞いた事のない大陸ね」
「はぁ・・・・・やっぱそうですか・・・・・」
街に入り馬車を進ませてる間に自分の事など話していた
やっぱ異世界だからか日本って言うのは知らんか・・・・・あと大陸じゃないから国だから
「あっそうえば名前・・・聞いてませんでしたね・・・・・えっと、お・・・・僕は『鷹野 小』って言います」
「いいわよ、そんなかしこまって自分が言いやすいように言ってね。・・・・・鷹野ね、わかったわ。私はこの国の騎士『エルメス・エドソン・ガナラス』よ・・・・・長いからエルメスでいいわ、よろしくね♪あっあと呼び捨てで呼んでね」
「えっと・・・・・よろしくなエルメス」
「えぇ♪よろしく鷹野君」
「何故に君付け!?」
「えっ?そうした方が可愛いから?」
そういうもんなん!?と呆れた目で見た
・・・・・よく分からんな・・・・・・
ん?そうえばこの名前どこかで・・・・・・・
っとそうだった今向かっているところを聞いてみよう
「え~と、そうだ!今どこに向かっているんですか?」
「ん?あぁ・・・・今向かっているのはこの街の王国『キングダム』ってところよ」
「『キングダム』?」
「鷹野君は知らないから簡単に言うけど『キングダム』はこの大陸では一番偉い王国って事よ・・・・実はその王から騎士たちに依頼されたわ」
「えっ?どんな依頼だ?」
「実は山に住む化け物がこの国の王の娘が拐われてしまったんだ」
「えぇ!」
「そしてその化け物を倒すために私達はその仲間を探しているんだ」
「えぇぇぇぇぇ!」
ってことはつまり・・・・・俺が送ろうとした理由って・・・・・・
「鷹野君・・・・・君には私と共にあの化け物を退治するためにこの街に送ったんだ」
・・・・いや・・・・・・いきなり急展開すぎんだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!