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転生魔王のリベンジスタート  作者: はちごん
第一章 日本転生編
6/9

6. 修行 その参

 あの日デパートヘ行ってから、この世界について調べるようになった


 この世界では、科学と呼ばれるものが発展していた

 科学は『一定領域の対象を客観的な方法で系統的に研究する活動。また、その成果の内容』のことをいうらしい

 難しくてよくわからん


 この世界には、その科学を利用して作られたものがたくさん存在していた。例えば、テレビや車だ


 テレビを初めて見たときは、目が飛び出そうになった

 小さな薄い箱の中に人が入っているのかと思った、仕組みを知ってもまだ不思議な気持ちだ


 魔法についてだが、いくら調べても魔法については何も出てこなかった

 俺の思っていた世界と根本的に違うのかもしれない

 ちなみに俺は、パソコンが使えるようになった


 この世界についてわかったことをまとめると

・魔法が存在していない

・魔法の代わりに『科学』が発展している

・魔物がいない

・人族以外の種族がいない


 魔物が存在していないので魔力が強化出来ないのが残念だが、科学を取り入れることで魔法が使いやすくなるかもしれない


 それに魔導具と科学を合わせることで、今までになかったくらいレベルの高い魔導具がつくれるはずだ

 今度、実験してみよう


 俺は、魔力強化トレーニングを寝ている時間以外ずっとやるようになった

 そのおかげか、徐々に魔力が多くなる。また、流す魔力の量を多くすることでより魔力が増える

 この連鎖で、魔力強化の効率が上がった


〜〜〜  〜〜〜  〜〜〜  〜〜〜  〜〜〜


  翌日


 俺はここ数日調べ物や修行をずっとしていたので、少し息抜きをすることにした


 この世界のおもちゃやゲームには詳しくないし、2歳と少しの子供が一人でするゲームはないと思う


 なので俺は魔法を使っての訓練をしつつ、休むことにしたのである

 魔法の訓練と言っても、創造魔法でおもちゃを作るだけだ。


 創造魔法でおもちゃを作るには正確に魔力を操作し、作りたい物をイメージしてまず魔力でその形を作る

 そこに体内で創造魔法用に変換した魔力を流すとおもちゃができる


「ふぅぅ……」


 いつもだったらこんなに疲れないのだが、今の俺は魔力が少ないのでかなりの重労働だった

 もっと構造が複雑なものは、たくさん魔力が必要だ

 材料があればほとんど魔力は必要なかったのだが、この世界に使う材料がないかもしれないので魔力で代用した


 創造魔法で作ったものは、前世では一般的な子供用の魔導具だ。魔導具と言っても魔法を発動したり、魔法の発動を補助したりするものではない。ただ魔力をエネルギーにして動く道具だ

 この魔導具は、鳥の形をしていて魔力を流すと色々な鳥の声で鳴き出す

 俺は魔力の強化のせいで精神的に疲れているので、この鳥の鳴き声を聞いて心を休めようと思う

 他にも『飛ぶ』機能や『考える』機能、『感情』という機能もつけることができる

 ただ今回は、心を休めるだけなのでこの機能だけで十分だ


 「ホーホケキョ」



 明日は遊ばずに魔力強化トレーニングや魔法の試し打ちをする予定だ

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