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超短編恋愛「大学生」

作者: 立川了一

「今日ぐらい普通に奢らせてくださいよ。先輩の内定祝いなんですから。」


 そう言うのは、元社会人の年上後輩。

 今日のランチは、いつもよりややお高めのホテルのバイキング。

 いくら私の内定祝いだとしても、やっぱり気が引けてしまう。それにこの後輩はいつも、なんだかんだ言って奢ってくれる。


「じゃあ、来年は毎回の先輩の奢りでお願いします。」


 そう言って今日もご馳走になった。


 あれから一年後、「彼氏だから。」と言って、結局奢らせてくれなかった。



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