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hope  作者: ポプラ
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始まり

同じ病気を抱える人達、また沢山の人に、希望を与えられたら幸いです。

この病気が発症したのは約2年前。

極度の睡眠障害から始まり、ハイテンションなのに身体はボロボロ。痩せ続け、ついには164センチ40キロ。あのまま放置したら確実に30キロ台にいってた。

田舎に嫁いでいたから、とりあえず実家に帰省して、療養開始してから数日して、心身が爆発したかのように、症状が酷くなった。自分が何をしたいのかが分からずに、混乱して喚き、泣き叫ぶ。眠いのを分からずに泣き、言葉を忘れた。子供のような話し方になる。自分の意思は絶対で、せっかち。すぐにしてくれないとだだをこねて泣いた。幼児化・言語障害。歩くとふらつき、痩せたくない、これ以上痩せたら死ぬと思い込み、歩かずにいると、歩けなくなり、車椅子になった。

長女として生まれた私は、しっかりしていたはずなのに、両親か妹無しでは怖くて外に出られなかった。

家族は仕事を休み、交代して私を世話した。

言語障害は薬を飲みはじめて数週間でよくなり、幼児化は、半年くらいかけて、徐々によくなった。

睡眠障害は2年経ったいまも続いている。

そんなこんなで、東京へ帰ってきてからは、嫁ぎ先へ帰ることはなく、病気とともに離婚した。

そんな矢先に同じ病気を抱える友人に会った。

昔からの友人で、彼は自分の病気が原因で彼女から、ふられたとゆう話を聞いて憤慨してしまった。それが、彼との新しい人生の始まりになろうとは、その時はわからなかった。


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