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愉快犯 ~7.91~  作者: 春風 桜
3/4

”M“


(んと……200.....何年だ?)


キオクなんて曖昧なもの


嫌な夢を見た


夢とは不思議で、脳内補正をしてくれる…

竜太と呼ばれていた。



Flashbackする出来事…?



ーそんな、夢のなか…ー



泣いている……M…



M『竜太………』


M『竜*○ヱヶ……・・・』



(わかってるよ、うるさいな、もうちょ…)



(あれ?)



竜『ぉ……』



?『しっか…〆#↓○*☆』



(声…出ない…)




…意識は薄れていった




ゴチャマゼになっていく意識のなか、





(…背中から井戸に吸い込まれる様な…)



(…もしくはブラックホールに吸われていく様な……)



(いいや…)




『まだ…早………』



『まだ…早い、だろう……』




聞き慣れた声、

だけど…その人は……!




…………?




(ベッドの病室……?)



(病室のベッド……?)




M『竜太……』



喜びにも似た…安心…?




うすぼんやりと、

ただ声を頼りに…

手を握った…



声の出ない日々に、

筆談しては泣き疲れた夜も続く。



ただ真っ白な天井…



ラジオから音楽が流れ、

優しい歌が届く…

今の自分に重ね…

救われた。



太陽を求めても、

日差しのなかった病院から…

また搬送され、監禁された…



もがいても、

諦めを知り、夢のなか、夢のなかに落ちていった…

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