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愉快犯 ~7.91~  作者: 春風 桜
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Histoire d'Alice et le chapelier fou?

このお話はまちまちかつ、

“言葉の妙”に着目したお話です。


そして、

作品に登場するThe Mad Hatter、

特に意味はないことをこれから先書いていきます。


宜しくお願い致します。

遠い昔の話…


“Arbre”と“Plage”の話。


以下略、“A”、“P”


A『人は夢は叶わない、儚い夢を見る。だから人の夢で儚いって書くんだよ…』


とおどけたピエロ、適当な屁理屈を言っても彼女は笑いながらこう云った。


P『そっかぁ、私は楽しい夢観るよ? だから楽しい夢観れるといいね』


そう笑って返し、俯いて寂しいことを言ってる自分を気付かせてくれる、導いてくれる。


そんななか、少し淋しくArbreは笑った。

きっとその楽観視や太陽のような笑顔が羨ましかった。

そしてまた、大好きだった。


P『えーと、今日食べる

パンは…』


そうはぐらかし、そんな楽しそうな彼女が好きだった。


そういう心の温かさや明るさを持った人だった。


同時にあまり泣かない人だった。

何故だろう。


Arbreは感覚が鈍く、

確かな健忘(Amnésie)に苛まれ…


言い訳したりはぐらかしたり、

しまいには、“狼少年”であることを望み

そして、Arbreは形成されていった。


本当に嫌われようとしては、望みは叶いました。


それでも経ち、Aはわかっていました。


彼女といたら何故だめになるか。


“Mad Hatter”

はヒントを与えた


『you do not View Opposite mirror.』


Plageにはそれをしっかり察してました。


P『Arbreは私といたら駄目、広く世界を見て』


頑なに云ったが、

駄々をこねた16歳のArbre。


それならと、

徹底的に嫌われて醜くなっても喜んだ。


A『Answers.. .I knew heart.....』


Madhatterは続けて言う。


『.....Really true?』


『But, I never seen anyone the future of heart.』


詩人がいつも通り抽象的に囁いた……



勝手な解釈に、

広い世界へ走り出した。


つまんなそうに笑って帰る帽子屋

きらびやかに謳う詩人

幸せを手にしてゆくPlage


何処にいるかわからなくてもいい、今は。

此処が何処かもわからなくてもひたすら走る。


“Arbre”はそんな記録だけを綴っていっていた…

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