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用語集(オリジナル特技)

◆オリジナル特技の設定・説明


俗にいうやっちまった特技(苦笑)の数々でございます。


よく考えたら、作中で使った「原作にない特技」が正確な表現でした。申し訳ございません。人様が作った名前をお借りした特技まじってんじゃん、と気が付きまして。オリジナルのフリしてしまって、すみません。

 

フリーライド・オーバーライド、完全特技、オーバースキルだのの口伝分類されそうなもろもろ、鋭撃みたいな極意系もネタバレを多く含むためここでは扱いませぬ。



はじめに


● サブ職の特技について

 本来のサブ職は『生産系』のことを意味し、ロール系・称号系のサブ職はおまけレベルだったはずです。それがいつしか50種類以上のサブ職が乱立するようになっていきます。各サーバーでの自由裁量という名の暴挙もあって、今では戦闘系の追加特技もあまり珍しくなくなっている……という設定で考えております。


 サブ職による戦闘系特技は3個、多くても5個程度だと予想していました。今後もこの辺りがどうなるかは分かりません。またスキルの習得段階が存在するかも不明で、奥伝や秘伝にしてパワーアップする機能があるかどうか不明です。ウチの物語では誤魔化しています。


 アニメによる表現とは異なり、エルダー・テイルでの戦闘では、特技の使用をショートカット・アイコンから行います。従ってビルドというものは、『アイコンリストに登録できる特技』を中心に、戦術と、装備ボーナスとの兼ね合いで決定されていると考えられます。


 アイコンに登録できる特技数は十数個だと思われますが、実際に幾つだったかは後で調べても分かりませんでした。私の記憶では指の配置からすると変な数(18)と思ったのですが、どこで書いてたか分からなくなっちゃいました。


 ゲーム時代はショートカットテーブル自体の変更が可能だったため、敵の特性に応じたショートカットテーブル(アイコンリスト)を複数用意して素早く入れ替えることが可能でした。


 これらのどこが問題なのか。

 サブ職の戦闘用特技をアイコンリストに入れ過ぎると、元の職業の基本特技が登録されなくなるため、簡単に地雷プレイヤーと化すことです。生産系がサブ職においてメインだったのは、戦闘用の追加特技が「無かったから」なのです。戦闘系の追加特技ってのは、バランス崩壊の原因になるのですね。

 極端な話、サブ職の特技が多いと、回復呪文を登録してない「見た目だけヒーラー」みたいなのが作られてしまう訳です。知らずにそんなプレイヤーと組むと、回復してくれないとかの面倒なことになります。ゲームバランス的にそんな風になってるハズがないので、サブ職の特技は多くても5個以下、実質3個程度と考えるのが適切だと思われます。基本で使用する特技は強制登録とかもありそうですし。


 サブ職の戦闘特技に振り回される地雷プレイヤーを物語で出すかどうかは、正直、微妙なラインでして(苦笑) 話でやった方がわかりやすいんでしょうけど、どうしたってウザくて面倒な性格になるしかありません。やっぱり登場予定はありません。


 ちなみに、シュウトの『消える移動砲台』というスタイルは、使用特技数がアイコンに登録可能な数を軽く超えてしまっているため、一般プレイヤーには再現不能です。アイコンを介さないマニュアル発動(自力発動)が前提になっているためでして、大災害後でしか使えないスタイルになっています。(これもちょっと前に書きましたけどね)



 レイドでの傾向的な話としては、戦闘系特技を保有するサブ職を自由に選択できるのは、ほぼ前衛の戦士職だけっぽいです。もちろん、そんな決まりやルールはありませんが、レイドでの役割分担の関係で、生産系サブ職などは長期間の戦線維持に必須です。シナジーを考えると、24人体制のレイドでは自由にサブ職を設定できる余地はないのでしょう。ではなぜ戦士職はいいのか?というと、レイドを少しでも有利にするためだと思われます。

 その意味では6人パーティーの方が気楽、という見方も可能でしょう。しかし、拠点となる町から行動できる距離に物理的な制限が割りと強めに掛かりそうです。エプロンか料理人必須、とかですね。



サブ職


■〈竜殺し〉

 敵が強いほどステータスアップする特性を持つ(効果は微々たるもの)

 竜破斬、フローティング・スタンス、竜血の加護の順で特技を習得する。パッシブスキルに屠竜之技がある。


■〈矢師〉

 矢を使った射撃攻撃の、命中とダメージにプラス補正が掛かる。

 〈作成:矢〉〈作成:魔法の矢〉の他に、矢を使った罠の設置、パッシブスキルにクイックリロードがある。


■〈主婦〉

 HP・MPの自然回復力の効果が僅かに加速する。この能力は同一室内ゾーンの味方全員に効果が波及する。(ダンジョンはあり、フィールドゾーンでは効果がない)

 〈調理〉など複数の作成スキルを中級レベルまで習得できる。


■〈コーラス〉

 契約した〈吟遊詩人〉の永続式援護歌の効果を引き上げる。

 


特技


■〈フローティング・スタンス〉

 使用条件:サブ職〈竜殺し〉 使用者:ジン

 〈竜殺し〉の追加特技の一つ。防御補助技・トグル式・構え_使用者に浮力が掛かり、回避力を高める。ノックバック耐性を下げてしまうという弱点を持つが、ノックバック時のダメージを減少させる効果が付随する。また、アイコンに登録していると不意打ちへの自動防御が発動する。


 〈大災害〉後は、床面の状態に関わらず、転倒防止効果を発揮。雨や氷、油などでつるつるの床だろうと効果があるので地味に便利。無限の浮力を利用できるため、停止からの初速にプラスの効果がある(回避力を高める)。しかし移動用ではないため、地面から両足を離すと浮力の効果はなくなってしまう。つまり走ると意味が失われる。

 また、ノックバック耐性の低下から「慣性運動の継続」という要素が生まれている。


 不意打ちへの自動防御とは、おおまかには「オートアタックを発動させること」を意味し、不意打ちによるダメージ倍化を無効化する。オートアタックでガード(%)に成功すれば、更にダメージを減少させる。


 そもそも回避力の低い〈守護戦士〉には無用の長物であり、〈武闘家〉向きである。ただ、レイドボスは命中補正が高く、〈武闘家〉であろうと回避タンクは現実的ではなかった。

 裏技的に、壁を背後にするなど『下がれない場所』でこのスタンスを使い、ノックバック時のダメージ減少を利用した変則防御スタンスにする、といったアクロバティックな運用も考案されていた。


 移動の激しいレイドボスの強力な攻撃に対して、ノックバックで後退しつつ、前線を構築するのが当初の目的だった。しかし集団で行う大規模戦闘で実際に行うのは難易度が高く、現実的ではなかった。



■〈竜破斬〉(ドラゴンバスター)

 使用条件:サブ職〈竜殺し〉 使用者:ジン

 〈竜殺し〉の追加特技の一つ。攻撃技_連発可能な低威力攻撃技。青く光るエフェクトが特徴。一定ダメージ技に分類され、敵防御力によるダメージ低減を無視している。ゴブリンだろうとドラゴンだろうとダメージがほぼ変わらない特性を持つ。


 威力以外は最高性能を誇っており、MP使用量は極微、発生も最速クラス、判定も強め、技後硬直は極短であり、再使用規制も短いため、毎秒の使用が可能(でも威力は弱い)。これは通常攻撃オートアタックの代わりに使うことを目的として生み出されたため。ドラゴンを相手に使用すれば、オートアタックよりはマシになるように、という当初の設計による。幽霊などの非実体モンスターにも普通に命中するため、幽霊用の通常攻撃ぐらいの価値しかない『低威力だが高回転な〈オーラセイバー〉』と認識され、元々の存在意義は失われた。


 オートアタックの『時間経過で自動攻撃を繰り返す』といった性質から、威力は高いが、攻撃速度が大幅に遅くなる大型武器を装備して〈竜破斬〉を使えば相性が良いだろうと考えられもした。だが、ショートカットアイコンのスロット数や他のサブ職との兼ね合いで、攻撃速度を高めた高回転ビルドの方が効率が良いと結論されている。


 初期に生み出されたサブ職向けの戦闘用攻撃特技、しかも戦士職向けであったことから、〈守護戦士〉〈武士〉〈武闘家〉の3職業で使う基本的な武器の全てに対応している。結果、モーションは青く光らせるだけの使いまわしとなった。結果として片手武器、両手武器、素手、武器投げ、弓でも〈竜破斬〉は発動が可能という高い柔軟性を誇る。


 〈エルダー・テイル〉の全体的な方向性として、アクション性を高める目的があった。このことからタイミング良くカウンターでヒットした場合、クリティカルになるという隠し効果が設定されていた。低威力技だから可能な遊びなのだが、某プレイヤーが何十回と連続でクリティカルさせる技(?)を編み出してしまったことでバランスは崩壊。運営が対策することになり、調整を受けて弱体化した。


 〈大災害〉後も、特に評価などは変化していない。ゲームが現実化したことで、アクション性が大幅に高まり、発生~技後硬直などの性能的に考えて繋ぎに使えば便利なはずだが、低威力が足を引っ張っていることから、使用者はジン以外にはいないと思われる。



■ 〈竜血の加護〉(アイアンスキン)

 使用条件:サブ職〈竜殺し〉 使用者:ジン

 〈竜殺し〉の追加特技の一つ。防御技_竜殺しの英雄が魔力を帯びた竜の血を浴び、いかなる武器も受け付けない不死身の体を得た、という伝承を元にした防御特技。ダメージを一定割合で軽減する効果を持つものだが、『背後からのダメージは軽減できない』というゲーム的な弱点も存在する。特にエフェクトは表現されないが、攻撃が命中すると鋼鉄の感触(音)がする。


 〈守護戦士〉の〈アイアンバウンス〉、〈武闘家〉の〈ハードボディ〉などの類似特技よりも軽減率が高く、〈アサシネイト〉にも効果がある。持続時間、MP使用量の低さなども良好で使い易い。これは〈竜破斬〉〈フローティング・スタンス〉の両特技があまり有効ではないと多くのプレイヤーに判断されたことから、性能強化の方向で調整が行われたためで、〈竜血の加護〉を有する他のサブ職の、同名の特技よりもダメージ軽減率は高くなっている。

 


■ 〈屠竜之技〉

 使用条件:サブ職〈竜殺し〉 使用者:ジン(不使用)

 攻撃補助技・常時発動特技_対竜属性の武器や特技の効果を高める。これは使用者に竜殺しの特性を与えるものではなく、竜殺しの魔剣などが持つ対竜属性の効果を増幅するもの。このため、対竜属性武器を使うなどしないと恩恵を得にくい。熟練の竜殺しは、誰よりも巧みにそれらの武器や技を使いこなすことで、竜に最大のダメージを与えることができるようになる。サブ職〈竜殺し〉のレベルに応じて、階梯があがっていく。(〈屠竜之技 Ⅱ〉のように上位スキルを取得する)


 対竜属性武器と〈竜破斬〉を組み合わせることで最低ダメージの底上げが可能になる。

 ジンは対竜属性武器を保有していないため、語源の通りに無用の長物となっている。



■ 〈シールドチャージ〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン

 攻撃技・移動技・盾専用技_盾での突撃。緑色のエフェクトと共に数メートル突進し、盾で体当たりする攻撃技。再使用規制が短く、連続使用が可能。追加で現れた敵に対していち早く突撃し、押し付けて足止め、のような用途で使う。ダメージも低く、移動性能以外は特に見所もない。

 〈大災害〉以後は、特技性能とは関係なく、ぶつかった相手がバランスを崩せば、尻餅をつくことがある。


 ジンが好んで使う。これはガードダッシュ(防御しながら移動)の機能を内包していたため。基本的にダメージで停止するような高度な機能や設定がなかったのが原因で、移動終了まで強引に突き進む技である。転落防止作用として端っこで止まる機能はあるが、当然ながら落とし穴を回避する手段としては使えない。

〈フローティング・スタンス〉と相性もよく、移動力の底上げ可能にした。また、至近距離から不意を突くようにして使い、シュウトを吹っ飛ばして遊んでいる。


■ 〈ガットキック〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン

 攻撃技_腹部への前蹴り。妨害(インタラプト)の機能を持つ。

 威力は低いので完全に繋ぎ技。〈シールドスマッシュ〉と性能的な違いはあまりない。

 ジンの場合、タンクを蹴り飛ばして魔法使いにぶつけ、詠唱を妨害するようにして使っている。さつき嬢をさんざん蹴り飛ばした技。


■ 〈パルス・ブレード〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン

 攻撃技_剣閃。武器から剣閃と呼ばれる衝撃波を飛ばして攻撃する特技。射程は短め(2メートル程度)、威力は高め、技後硬直長め、再使用規制は普通。

 白兵攻撃に対して自動反撃を行ってくる敵に対して、遠隔攻撃は反撃を誘発しないため有効になる。基本的にシャウト系のタウンティング技〈アンカーハウル〉があるので、ほとんど使う必要はない。彩り。敵のバックステップを先読みして使いたい特技。


■ 〈守護神〉 (ガーディアン・ディーティー)

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン

 防御技・移動技_数メートルの距離を瞬間移動し、味方1人を庇い、そのダメージを全て引き受ける代わりに防御判定が発生する、という特殊なもの。HPの10%以上のダメージに100%反応、術者ダメージ120%、被術者ダメージ0%、被術者のダメージ遮断呪文(障壁)よりも前に適用される。


 作者の我儘から生まれたスキル。味方を守るために飛び込んで行き、盾でガッキーンと受け止めるためのもの。ダメージ120%だが防御判定に成功すればこれは軽減できる。移動してしまうため、元の位置に自分で戻らなければならない。

 この技以外の通常のインターセプト系(カバーリングなど)は、アストラルボディを飛ばして庇う描写にする予定。


■ 〈ウォー・クライ〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン、さつき、傷顔守護戦士他

 本編登場の〈ウォークライ〉に切り替え予定。


■ 〈タウンティング・アサルト〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン

 本編登場の〈タウンティングブロウ〉に切り替え予定。


■ 〈レイジング・エスカレイド〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:さつき、ジン

 攻撃技・必殺技_連続攻撃技。実用的なオンスロートとは対極の、魅せ技。

 〈レイザー・スラスト〉→縦斬り→〈シールドスラム〉→〈バックハンド・スラッシュ〉→〈クロス・スラッシュ〉を連続して繰り出す。奥伝では更に〈ブレイジング・フレイム〉が追加され、秘伝に至ると〈パラダイス・ロスト〉に繋がり、8連撃となる。

 再使用規制タイマーは共有のため、全ての特技が使用可能な状態でなければ、発動させることは出来ない。連続技補正のため、最終段の〈パラダイス・ロスト〉のダメージはかなり低く抑えられている。

 盾役を求められる〈守護戦士〉が使うには、いささか問題の多い技になっている(笑)



■ 〈レイザー・スラスト〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:さつき

 攻撃技_突進突き。小さなモーションから繰り出される突き技。モーションに移動が含まれるので射程が少し長い。剣が白く光るエフェクトあり。威力は低め。


■ 〈シールドスラム〉(/ショルダーアタック)

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン、さつき

 攻撃技・行動阻害_盾によるカチあげ。盾を使い全身で敵を持ち上げる方向に攻撃する。盾を持たない場合、ショルダーアタックに自動で変更される。ボスに効果は無いが、人間サイズまでなら相手を浮かせることが可能。敵の行動を妨害インタラプトする効果を持つ。


 TRPGのシールドスマッシュと切り替えるかどうか悩みどころ。浮かせたいので切り換え無しでいこうかと。


■ 〈バックハンド・スラッシュ〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン、さつき

 攻撃技_半回転しながら周囲の敵を薙ぎ払う回転攻撃。〈シールドスウィング〉と同系統の技。

 〈シールドスウィング〉との性能の差を以下にまとめる。

 ・ダメージが武器依存であること。片手武器の〈守護戦士〉では実のところ威力で劣る。

 ・背中を向けながら半歩前に出るものの、ほぼその場回転。

 ・前方右側への攻撃範囲が少し広い。

 ・両手武器使用者も使える。


 〈シールドスウィング〉があれば登録しなくてもよい代替技のひとつ。〈シールドスウィング〉→〈バックハンド・スラッシュ〉と繋げると2回転攻撃になるが、「ぐるぐる守護戦士」は初心者がやりがちな安易な連携でもあり、下手とかカッコ悪いとか思われてしまう。


■ 〈ブレイジング・フレイム〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン、さつき

 攻撃技_〈燃え上がる炎〉。炎を纏い、飛び上がって攻撃する炎属性の高所攻撃技。ド派手なエフェクトが特徴。鳥などの空を飛ぶモンスターや巨人の頭を狙うために使う。使用は主に野外。ヘイト獲得値は高いが、ダメージは必殺技に分類されるほどではない。


 武器で地面を擦りながら敵に接近。赤熱化した武器から炎が跳び火して、炎を全身に纏う。上昇気流が生まれて小さな竜巻をつくる。その竜巻の中を飛行して攻撃。


■ 〈パラダイス・ロスト〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:さつき、ジン

 攻撃技・必殺技_〈楽園追放〉。97レベルにて習得される特技。〈レイジング・エスカレイド〉の秘伝習得者は最終段の技として繰り出すことが出来た。〈ダミーボム〉という小爆発が3回続いた後で、切断箇所が白熱化、大爆発を起こす。

 

 (97レベルで新技として習得)

 武器が真っ白に輝くライトエフェクトを発動させ、数秒のタメ時間中に受けた魔法攻撃を吸収、ダメージに上乗せして攻撃する「魔法カウンター技」に変化。(性質的にはリベンジ系とも)

 敵から受ける魔法ダメージは吸収時間中1/10になる。一方、物理ダメージは2倍になってしまう。このことから、使い所の見極めはシビアだが、非常に強力な切り札となる性能を秘めている。

 反射・上乗せされるダメージは、6万点吸収したからといって、6万点上乗せされるものではないらしい。吸収量に応じて、反射量は逓減される仕様のもよう。


■ 〈ダミーボム〉

 攻撃技・特殊補助_パラダイス・ロストに付属する低威力(100点固定)の小爆発。ダメージ反応系のトラップ魔法を「全て」破壊してしまう効果がある。リアクティブヒールやリアクティブエリアヒールのみならず、味方のソーンバインドホステージや盗剣士のダメージマーカーなども破壊の対象であり、残り回数などに関係なく破壊してしまう。


■ 〈リインフォースメント〉

 使用条件:メイン職〈守護戦士〉 使用者:ジン

 効果13秒、対象自分のみ。再使用規制3分。効果時間中に攻撃が命中すると、ヘイト順位が一つずつ上がっていく。高まるのはヘイト値ではないため、時間経過でヘイト値にあわせたヘイト順位にゆっくりと戻っていく。



■ 〈鬼神〉

 使用条件:メイン職〈武士〉 使用者:霜村、エリオ

 攻撃補助_敵から集めたヘイトを放出し、一時的なヘイストとスーパーアーマーを獲得する自己バフ。赤黒い闘志が術者の周囲を渦巻くようなエフェクトが発生する。


 公式の〈電光石火〉と効果が近いため、南米のプレイヤー、エリオのみのマイナーアレンジ版として残そうかと考えているけれど、霜村も使っているので直すかどうか微妙な問題も(苦笑)



■ 〈七胴落とし〉

 使用条件:メイン職〈武士〉 使用者:エリオ

 攻撃技・必殺技_タメ時間に応じて威力の増していく特殊な攻撃技。


 こっちは〈一刀両断〉の南米版ってことにしようかどうか。なかなかに悩みどころ。


■ 〈サマーソルトキック〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技・移動技_後方に高く跳ね上がりながらキックする技。実際の攻撃から僅かに遅れて『銀色の弧』のエフェクトが描かれる。技後硬直は殆ど無いため、蹴り終りの空中で自由になるため、〈ワイバーンキック〉に繋げることが多い。

 〈大災害〉後は、咄嗟に来る下からの攻撃で、とても防ぎにくくなっている。


■ 〈断空閃〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技・必殺技・武術武器専用_ジャンプによる空中姿勢から武器振り下ろしで大ダメージを与える必殺技。



■ 〈ドラゴンクロウ〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技_龍爪脚。ハイ、ミドル、三日月蹴りの軌道で放つ回し蹴り。ひと蹴りで紅い三本爪のエフェクトが発生する。

 〈ドラゴンテイル〉に繋げることが出来る。


■ 〈ドラゴンテイル〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技_龍尾脚。威力の高い後ろ蹴り。単発だと上半身への攻撃を躱しながら後ろに振り向き、直線的な蹴りを放つ。〈ドラゴンクロウ〉から繋げる場合、後ろ回し蹴り(ローリングソバット)風に変えることもできる。

〈ドラゴンテイルスウィング〉や〈ドラゴンスラッシュ〉に繋げることが出来る。


■ 〈ドラゴンスラッシュ〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技・遠隔攻撃_龍爪破。回し蹴りの要領で足から衝撃波を放つ。足を使って繰り出すためか、〈守護戦士〉や〈武士〉の遠隔攻撃特技よりも高威力で使い易い。しかしMP消費量が高めなので、考えなしに連発するとガス欠になってしまう。


■ 〈ドラゴンバイト〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技_龍噛。龍の上顎を思わせる、高威力の軸回転蹴り。胴回し回転蹴り、浴びせ蹴り(前転踵落とし)、カポエラのメイア・ルー・ジ・コンパッソ系の蹴り技。


■ 〈ドラゴンファングニー〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技_龍牙突。龍の下顎を思わせる、高威力の跳び膝蹴り。


■ 〈オーラキャノン〉

 使用条件:メイン職〈武闘家〉 使用者:レイシン

 攻撃技・遠隔攻撃技・必殺技_高めた闘気を砲撃のように放つ特技。いわゆる「かめ●め波」的なビーム攻撃だが、威力は近接で当てたほうが高い。



■ 〈ムービングショット〉

 使用条件:サブ職〈矢師〉 使用者:シュウト

 攻撃技・射撃技_〈機動射撃〉。足を止めずに射撃する特技。


■ 〈クイックリロード〉

 使用条件:サブ職〈矢師〉 使用者:シュウト(パッシブのため使用描写なし)

 攻撃補助技・常時発動特技・射撃武器専用_高速で矢を番えるなど、準備時間を短縮する。


 特に〈大災害〉以後は、矢を番えるなどの準備時間に行動阻害される可能性が出てきたことで有用性が増している。

 シュウトの「消える移動砲台」というスタイルは、白兵戦と射撃戦とをステルス化で繋げており、武器の持ち替えが極めて重要な要素になっている。左手に弓を持ったままにする事で、ショートソードの取り出しもクイックリロードを応用している。近接武器を握った瞬間から、左手の弓は「ただ持っているだけ」と認識され、フェンサー・スタイルによる攻撃力アップが有効化する。剣を手放した瞬間から、(左手の弓を持ち続けていれば)クイックリロードが有効化する。

 


■ 〈キリングサイレントリィ〉

 使用条件:メイン職〈暗殺者〉 使用者:シュウト

 攻撃技・行動阻害_敵の背後からの攻撃に成功することで、一時的に標的を中心とした数メートルに無音空間を作り出す。発声や念話、呪文詠唱など「音を介在させるあらゆる行動」が不能になる魔法的な現象。ボスモンスターには効果がない。


 背後からの攻撃で威力を大きく高める〈ステルスブレイド〉があるため、戦闘中の使い所が難しいテクニカルな特技。


■ スナイパーショット

 使用条件:メイン職〈暗殺者〉 使用者:シュウト

 攻撃技・必殺技・射撃技_武器射程を大幅に引き上げる射撃特技。不意打ちで約3倍、背後攻撃で約2倍のダメージボーナスがある(効果重複なし。最大でも3倍)。再使用規制15分という大技だが、不意打ち3倍ダメージでの狙撃では、アサシネイトに匹敵するダメージを叩き出すことが可能。真っ直ぐに飛ぶ補正が掛かるため、追尾性能には殆ど期待できない。



■〈アロー・ランペイジ〉

 使用条件:メイン職〈暗殺者〉 使用者:シュウト

 攻撃技・射撃技_範囲攻撃。矢の影が複数に分裂して「暴れまわる」。


 自分のオリジナルではなく、ままれ先生がぐーぐるどっくの特技ページを更新していたのをリアルで見ていて、そのままなのもどうかと思ってちょっと変えて使った経緯があります。いまから思えば何でわざわざ変えた?って感じですが。

 〈アローランページ〉と〈ソーン・ショット〉は現在loghorizon@ウィキで確認できます。



■〈アイシクル・レイン〉

 使用条件:メイン職〈盗剣士〉 使用者:ケイトリン

 攻撃技・行動阻害_氷柱つららを雨のように降らせる連続突き。氷結属性ダメージに硬直が付随し、相手の行動を阻害する。



■〈ステージング〉

 使用条件:サブ職〈歌姫〉 使用者:アクア

 移動技_アイドルがステージを駆け回るように、ほのかに輝きながら移動する特技。移動速度は速くも遅くもない絶妙なスピード。輝きが残像分身の効果を持ち、誘導追尾を切ることで回避しやすくなっている。(一瞬前の場所を攻撃させ、空振りを誘発させる)

 

 

■〈フラタニティ〉

 使用条件:メイン職〈施療神官〉 使用者:ユフィリア

 攻撃魔法・必殺技・行動阻害_友愛の波動で敵を幻惑デイズする。術者を中心とした範囲に作用し、ヘイトを大きく引き下げると共に、デイズによって敵のオートアタックを約6秒間止める。幻惑された敵は攻撃などの敵対的な行動を受けると6秒未満でも復帰して襲い掛かってくる。再使用規制はアサシネイトと同様の5分と長く、施療神官にとってはCC系(クラウドコントロール系)で切り札となる特技。ボスモンスターには効果なし。



■ 〈ファイア・ウォール〉

 使用条件:メイン職〈妖術師〉 使用者:石丸

 攻撃魔法_設置型の攻撃魔法。主に敵を分断するために使う。

知能の低い敵であれば、炎の壁に突っこんで来て勝手に燃え落ちてしまうこともある。


■ 〈チェイン・エクスプロージョン〉

 使用条件:メイン職〈妖術師〉 使用者:石丸、長瀬友

 攻撃魔法_連鎖爆発を引き起こす上級魔法。火・爆発属性


■ 〈フリージング・スフィア〉

 使用条件:メイン職〈妖術師〉 使用者:石丸

 攻撃魔法_球形の範囲を瞬間的に凍結する上級魔法。水・凍結属性


■ 〈スターダスト・レイン〉

 使用条件:メイン職〈妖術師〉 使用者:石丸

 攻撃魔法_無数のレーザーが雨のように降り注ぐ上級魔法。光属性



リコの召喚生物


●鋼鉄蜘蛛(スティールスパイダー、イダさん)

 巨大な鋼鉄の蜘蛛。インセクト。攻撃は密着からの噛みつきのみ。遠隔では数種類の糸を使った補助攻撃がメインであり、そっちはかなり便利。引っ張ったり、足止めしたり、足場にしたり、巻き付けて動けなくしたりできる。平地を普通に移動するのは苦手だが、壁を登ったり、天井に張り付いて移動するのは得意。筋力が強く、ジャンプ能力も優れるが、攻撃には使えない。防御・耐久力が高く、盾にもなってくれる。

 ファンタズマルライドによるスウィング移動(いわゆる『アメイジング!』)は、〈大災害〉で弱体化している。何もない空にも糸を張り付けて移動できたのだが、流石に糸を貼り付ける構造物がないとダメになった。


●女王暗殺蜂(キラークイーン、クイちゃん)

 体長1mオーバーの巨大な暗殺蜂の女王。インセクト。速力があり、意外と高い制空力を誇る。麻痺の毒針を持ち、相手を空から墜落させる。ホバリング可能。流石に人は乗れない。オトモ暗殺蜂がファンネルになる。

 リコがシューティングゲーム的なノリで操作することで本領を発揮する。


●死神蟷螂(デスマンティス、かまごろう)

 死の鎌を備えた巨大カマキリ。インセクト。近接攻撃力に特化している。

 高いダメージ+即死判定を有する鎌でレベルの低いモブをザクザクと減らす。防御力・体力は高くないが、ステルス持ち。幻獣だが特別に〈デスサイズ〉が使える設定。ステルスで背後から接近して〈デスサイズ〉する。


●〈聖枝角鹿〉(ホーリーエルク、ルーク)

 大きな枝角をもった聖なる鹿で、森の守護獣。幻獣。ユニコーンと似た性能のマイナーアレンジ版。自動で使うものは脈動回復に変更されている。BS快癒はできるが、蘇生能力はない。このためピンチでのお得感は小さい。リコの計算だとユニコーンより1割近く回復量が多いらしい。攻撃能力は角での突進攻撃と蹄だが、ダメージは高くない。〈ファンタズマルヒール〉にはヘイトを減らす追加効果が付与される。

 

 

●吸魔ヒル(マナサッカー、ひるピー)

 魔界の生命体とされる魔法力・マナを吸血する巨大ヒル。魔法生物。物理攻撃力皆無で、魔力だけを吸収する。モゾモゾと這いずってから、いきなり3メートル近い跳躍で相手に張り付いてマナをちゅーちゅーと吸い取る。弱点は3メートルより高い位置にいると届かないこと。

 術者の力量に応じて、召喚数およびマナ吸収力が増大し、吸収したマナを部分的に術者に還元することができる。


 〈大災害〉以降、狙った魔法効果を吸魔できるようになったので、デバフを狙って解除するために自分や仲間に張り付かせることも可能に。使い方によってはチート級に便利だが、ぬるぬるのテラテラなので不気味だと評判。

 

 

●黄金竜牙騎士(ドラゴントゥース・ゴールデンナイト、騎士様)

 4本腕で黄金な竜牙兵の騎士バージョン。魔法生物。ミニマムランクながらも並の90レベル戦士では歯が立たないほどの強さを誇る。護衛型の反撃主体タイプ。術者の側から離れないので、戦わせるには術者が前線に出て行く必要がある。(物理攻撃には滅法強いのだが、範囲攻撃魔法なんかを食らうと術者が……)使い所を見極める力が必要な召喚生物。

 

 

 

☆特別編:〈薔薇園の姫君〉プリンセス・ローズガーデンの特技

人気が高いのはぼんやりと放心している時の表情の模様。技名は不明。


■ 〈雨に打たれた花のような麗しい微笑〉

 使用条件:サブ職〈薔薇園の姫君〉 使用者:レイネシア

 城の若い騎士達による通称。この表情は人気が高いので、いろいろ誤魔化すために重宝している模様。


■ 〈民の未来を憂えて沈む冬薔薇の(つぼみ)

 使用条件:サブ職〈薔薇園の姫君〉 使用者:レイネシア

 小首をかしげて小さく吐息をつき、悲しげに微笑む技。


■ 〈悲嘆にくれる湖畔の乙女〉

 使用条件:サブ職〈薔薇園の姫君〉 使用者:レイネシア

 肩を竦めてうつむく。困惑や悲しみを表現する技

 

 

☆特別編その2:ユフィリアの特技外特技


■〈にっこり〉

 使用条件:不明 使用者:ユフィリア

 作り笑顔率が低いので、ユフィリアの笑顔は状況に応じて強度がアナログ的に変化する。

 美人成分である『氷の女王』から、可愛い成分の『春の女神』が顔をのぞかせる。従って、ちょっとの微笑みは美人顔だが、にっこにこの時はむしろ可愛い印象になっていく。

 ソウジロウのような性格の良い相手だと、最終的に『魂からの笑顔』というイデが発動する。魂には魂でしか対抗できないので、人間には実質的に対抗手段が存在しない。魂からの笑顔に敗北は存在しない。


■〈きらきらきらきらりん〉

 使用条件:不明 使用者:ユフィリア

 耳元で髪をかき上げて背中の方に流すと、サラサラの髪の毛からキューティクルが光の輝きとなって放たれる異次元の攻撃。無限のキューティクル・パワーが大炸裂する。点攻撃ではなく、線から面であるため、立体的な攻撃に晒される。室内であれば乱反射も加わるため1万コンボも覚悟しなければならない。


■〈メッ!〉

 使用条件:不明 使用者:ユフィリア

 女神パワーを17次元変換で波動力として人差し指に集中させ、一気に打ち出す広範囲殲滅攻撃。基本「怒っている」というメッセージなのだが、なんとなく許してくれそうな雰囲気にトロケ落ちずにはいられない。抵抗は至難を超えた難易度。男性のみならず、女性にも適用される。


■〈キラッ☆〉

 使用条件:不明 使用者:ユフィリア

 1回転してから横ピースでウィンクする基本技。変形技は多数確認されている。あざといのを求められている状況で、敢えて使うのがユフィリア流。「ブリッ子うぜぇ!」で憤激する女子すら「可愛いからしょうがない」と認めさせてしまう。基本技だが侮れない威力をもつ。

 

■〈どどん!〉

 使用条件:不明 使用者:ユフィリア

 気合と根性の国のお姫様であるユフィリアは、ゆるみ切っているため疲れ知らずであり、回復もメチャクチャ早い。そのため、困難をあまり困難と思わないシチュエーションが多発する。がんばればなんとかなるとか本気で思っているのだ。そうした時に、結果的にスケール勝ちを引き起こしてしまう。そうした行動や現象に付随するパッシブスキル。



・番外


■〈燃える闘魂〉

 使用条件:不明 使用者:星奈

 がんばりやさんの星奈は、闘魂を燃やしている。一方で落ち込み易かったりもする。

 

特技名称は変える可能性があります

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