舞台設定(世界)
13サーバーの区分
以下の画像はGoogle Docの世界設定から。たぶん橙乃ままれ先生あたりに権利的には帰属すると思われます。(私は作ってないですよ、の意味も)
ベルギーは北欧サーバーに入りそうですね。Docに〈グラン=プラス〉の設定がありますが、目的が「北欧サーバーに移動する」に変化するでしょう。
ただし、ロシアサーバーとの境界が、ウクライナ・ベラルーシのラインではないのが問題で、モスクワが西欧サーバーに入っちゃうのが困ったところ。ロシアサーバーに入らない形でカザフスタンに移動できるけど。
■南アメリカ大陸へ
例によって例のごとく、殆ど何も決めてございませぬ。
エリオの出身地はサンパウロ(聖市)の日本人街です。
ブラジルの首都はブラジリアですね。歴史の浅い人工の都市とか。人工ってのも言い方が変ですが、人が自然とあつまって、通りやすいところに道が出来て繋がっていくっていう歴史がない意味での「計画都市」ってのは不思議な存在かもしれません。日本でも都市計画で成功した場所も、廃れた場所もあるらしい話を聞いています。
プレイヤータウンがどこにあるか?ってのも難しいところですが、サンパウロのつもりです。
アキバに対応するマイハマって感じでリオデジャネイロを〈大地人〉最大の都市にして、その近くの村にたまたま逗留していたエリオたち。そこに現れた変な援軍が…………以下略です。
しかし、サンパウロとリオデジャネイロって現実には350キロあるんですね。離れすぎ(笑)
全ての道はローマに通じているのか
1.カピトリーノの丘 2.パラティーノの丘
3.クィリナーレの丘 4.ヴィミナーレの丘
5.エスクィーノの丘 6.チェリオの丘
7.アヴェンティーノの丘
8.大聖堂 9.聖天使城
10.ポポロ広場 11.スパーニャ広場
12.旧テルミニ駅 13.ナヴォーナ広場
14.トレヴィの泉 15.コルナロ礼拝堂
16.ラテラノ大聖堂跡 17.コロッセオ
18.真実の口 19.トラステヴェレ地区
20.ティベリーナ島 21.フォロ・ロマーノ遺跡
22.パンテオン 23.カラカラ野外劇場
■セブンヒル
ローマ帝国をモチーフとした古アルヴの支配する王都の設定があり、大地人貴族にとっても西欧の中心都市。元のプレイヤー人口は決して多くはなかったが、〈大災害〉後は秩序回復の中心地となり、5万人を超えるプレイヤー人口を誇る大都市へとその姿を変えることになった。
(ここまでが設定資料集の黒字部分です)
地図は作りかけです。設定はもっと作りかけです。14がギルド会館(トレヴィの泉)、22が死亡時に復活する大神殿、11がマーケットなどの商業施設になっています。停止しているタウンゲートは21に。
冒険者が主に生活しているのは『カンプス・マルティウス』と呼ばれた北西の地域(13・22を中心とした一帯)。ギルド〈聖堂教会〉の活動により冒険者の人数が増え、南側のトラステヴェレ地区(19)で生活する者も増えて行きます。大地人貴族は主にローマの7丘で生活していますが、レオンが皇帝になる時に一部を接収しています。
名前とかモジったりしても良いんですけど、地理的なことはなるべく正確なほうが嬉しいんですよね。ある程度有名なネタは盛り込みたいですね。ミラノにあるピサの斜塔とか。
ミラノの方が位置的に便利かも?とか思うところですが、都市間ゲートがあったことで、ローマが西欧サーバーの、いわゆる「世界の中心」ですね。
ローマの七丘を囲むセルウィウス城壁(青線)の範囲は〈大地人〉貴族たちの場所に。
その外側を囲むアウレリアヌス城壁に、バチカン市国とサンタンジェロ城を加えた範囲(赤線)をセブンヒルと呼ぶことにしてみました。
バチカン市国は西欧サーバーにおける古来種の居城として考えています。これは「栄光を失った廃墟」にする訳にも行かず、かといって、宗教上の様々な問題をゲームに持ち込ませないための配慮を考えると、ここしかないのかも?と考えた結果です。元から「バチカンの丘」として聖なる場所だったそうです。聖ペトロが殉教したという伝承によって、後にカトリック教会の中心地になって行きます。エルダーテイル的には神代の世の出来事ですね。
1.カピトリーノの丘
広場には旧世界の幾何学模様の床が今も残されている。
ローマ市庁舎 (セナトリオ宮)がある。皇帝となる前にレオンが接収した。
真裏のフォノ・ロマーノ(21)に、機能停止したタウンゲートがある。
2.パラティーノの丘
貴族の邸宅が多い。
3.クィリナーレの丘
大貴族(名称未定)の宮殿がある。
4.ヴィミナーレの丘
大地人の騎士団はここに。市民そっちのけで貴族を護るための護衛部隊。
市民は衛兵システムにお任せでいいやっていう甘っちろい考え。
5.エスクィーノの丘
現実に存在する中華街の影響で、オリエンタルな施設がチラホラ。こうした中華街を利用して、東洋系のクエスト・イベント、サブ職の取得を行わせることもある。
6.チェリオの丘
7.アヴェンティーノの丘
高級住宅地。商売に成功した金持ちの大地人が住んでいる場所。
河を越えた19のトラステヴェレ地区は普通の家の子が住んでいる。
この1~7までが、いわゆるセブンヒルの名前の元になっている、ローマの7丘であります。
8.大聖堂
バチカン市国の位置にある西欧サーバーでの古来種の基地。〈大災害〉以後、彼らもまたいつの間にか消えていたため、白の聖女がここを超巨大ギルド〈聖堂教会〉の本部として再利用を決め、サンピエトロ広場は一般に開放した。
大聖堂の内部にはピエタ像などの旧世界の美術品がそのまま残されている。
9.聖天使城
サンタンジェロ城を日本語で。
バチカンからここへの秘密の抜け道が存在すると噂されているが、誰にも発見されていない。これは大聖堂側からしか移動できないためではないかと考えられている。
10.ポポロ広場
セブンヒルの北側の入り口に当たる場所。ポポロは市民の意味。
土のオベリスクがある。
11.スパーニャ広場(スペイン階段)
冒険者用の商業施設やマーケットはここに設置されている。
「ローマの休日」で王妃がジェラートを食べた場所。大災害後、階段下のスパーニャ広場はジェラート屋のメッカと化した(現実世界では、ここでジェラートの販売は禁止になったそうです。ゴミを散らかしまくったせいで……)舟の噴水もそのまま。
コンドッティ通りはブランドストリート。洋服店が立ち並ぶ。
12.旧テルミニ駅
旧世界のローマの駅。廃墟。
13.ナヴォーナ広場
セブンヒルで最も美しいと言われる広場。芸術広場とも。付近で有名な朝市が発生する。
彫刻で飾られた噴水と一体となった水のオベリスクがある。
14.トレヴィの泉(ギルド会館)
ギルド会館(ポーリ宮殿)と一体になっている泉で、有名な観光名所になっている場所。
ヴィルゴ水道の最終到達施設。
15.コルナロ礼拝堂
旧世界で言うサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会のこと。バロック建築の美麗な教会。ここで「聖テレジアの法悦」を見ることができる。
16.ラテラノ大聖堂跡
4大聖堂の一つ、ラテラノ大聖堂の跡地。
17.コロッセオ
円形闘技場。ゲーム中のイベントにも使われることから、元の形状と思われる状態に復元されている。
コンスタンティヌスの凱旋門も同じ位置にある。
18.真実の口
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の聖堂にある有名な彫刻。
19.トラステヴェレ地区
下町に相当する地域。
20.ティベリーナ島
テヴェレ川にある中洲の島。
21.フォロ・ロマーノ遺跡
西欧サーバーの各都市との接続点となるタウンゲートが存在する場所。大災害以後、機能停止しているのは同じ。『セプティミウス・セウェルスの凱旋門』がそのままのデザインでタウンゲートに。
その他の旧世界の古代遺跡は僅かに痕跡を残すのみ。
22.セブンヒル大神殿
パンテオンが大神殿として〈冒険者〉復活の場所に。
23.カラカラ野外劇場
元はカラカラ浴場という名の浴場だったが、遺跡をバックにコンサートやオペラを行う劇場のような場所になっているので、そのまま野外劇場に名称変更。
セブンヒルの城門(時計回り)
●ポポロ門(フラミニア門)→A
ポポロ広場がフラミニア街道の起点となっているためポポロ門と呼ばれる。
×ピンチアーノ門はカット
●ピア門 →B
新しいノメンターナ街道の起点。内側城壁(セルウィウス城壁)にノメンターナ門があったが、外側城壁(アウレリアヌス城壁)側に新しく作られた。現実世界ではミケランジェロの設計でもあってデザイン重視。
サラリア街道の起点となるサラリア門が存在しないため、ピア門の意義が大きくなっている。
※赤き皇帝事件の際はレオンによって封じられていた。
×ティブルティーナ門はカット。テルミニ駅跡の裏になって不便なため。
●マッジォーレ門 →C
水道橋を利用して作られた城門。
アウレリアヌス城壁を作る際、既存の建築物を利用して費用を抑えた事情によるもの。プラエネスティーナ街道の起点。またラビカナ街道(カシリーナ通り)もこの門を利用する。
●サンジョヴァンニ門 →D
交通量増大に合わせて、アジナリーア門の代わりに作られたトゥスコラーナ街道の起点。「サンジミニャーノ歴史地区」の一部として世界文化遺産に登録された。
×メトロニア門はカット。
×ラティーナ門はカット。アッピア門が近いため。2つの塔が城門の左右に付いている形をしている。
●サン・セバスティアーノ門(アッピア門)→E
『街道の女王』の異名をもつアッピア街道の起点。アウレリアヌス城壁に本来存在した18の城門の中で最大の大きさを誇る。最も完全な形で残されている城門。
(126話にスイス衛兵隊が突破したのはここ)
×アルデアティーナ門はカット。道路交通により4つのアーチ形状になっているため。
●サン・パオロ門(オスティエンセ門)→F
オスティエンセ街道の起点。港町オスティアへ向かう街道だが、寂れた。
現実だと小さなピラミッドが目印になっている。
●ポルテーゼ門 →G
オスティアとを結ぶVia Portuensisとアウレリアヌス城壁の交点にある門。ここの重要性が増したためオスティエンセ街道が寂れてしまった。
●サン・パンクラーツィオ門 →H
元はアウレリア門だったが、殉教者パンクラーツィオにちなんだ名前に変わった。
×セプティミアーナ門はカット。バチカン周辺には城壁があって移動できないため。




