反転
僕の名前は高橋タカシ。高校2年生だ
キーンコーンカーンコーン×2
「これで授業を終わります。号令」
「気をつけー、れい」
「ありしゃしたーー」
休み時間になる
「アニメでも見るか…」
1人でヒ○アカを見てるとそこにカケルが来る
「ヒ○アカってやつ?面白そうじゃん!」
カケルは陰キャの俺にも接してくれるいい奴だ
「そうそう。面白いよ」
タカシの言葉にカケルは楽しそうに言う
「俺ヒ○アカ1話から見てみよっかな」
カケルがそう言うとタカシは少し食い気味に言う
「見たら!?面白いよ!」
「タカシがそこまで言うなら見てみよー」
キーンコーンカーンコーン×2
休み時間が終わる
「あ、じゃあな!ヒロアカ見とくわ!」
そう言ってカケルは自分のクラスに戻る
その直後、地面が揺れる。
教室は大騒ぎ
「なになに!?地震!?」
「デカくない!?デカくない!?」
「うわぁあ!」
「震度4はあるって!」
「陽キャ達うるさいなぁ(小声)」
すると急に意識がなくなる
意識が戻り目が覚めるといつもの風景
みんなはなぜか地震がなかったかのようにしている
次の授業は体育 着替えてグラウンドに行く
「はいっ!じゃあ今日は、リレーの練習をします」
先生がそう言って色々話した後にリレーをする
少しみんなが応援する相手がおかしい気がする
そして自分にバトンが回ってくる
相手は陽キャのタクヤだ
前の人が差をつけていた為先に僕が走り出す
「はぁ…はぁ…すぅ…はぁ…ゼェ…」
体力がないし遅い
すると周りの人が
「頑張れー!いけーー!まだ差はあるぞーー!」
なぜか僕を応援する
「え?なんかおかしい?」
疑問を持ちながらもとりあえず走る
そしてタクヤが走り出す
するといつもの応援はなく、
コソコソと話し声だけが聞こえる
「ねぇ、陰キャの癖に足早いのキモくない?」
「だよねー。足だけでイキんなって思う」
タクヤは少しイライラした表情をしながら走る
すぐに僕を追い越してタクヤのチームが勝つ
「うっ…おぇ…はぁ…ゼェ…」
そしてタクヤがこっちにくる
「おい、お前何したんだよ?
媚びでも売ったのか?賄賂か?」
タクヤにそう言われると息を切らしながら答える
「違っ、、違う…
僕もなんか違和感感じてるところだし」
タクヤは少し疑いつつも言う
「あっそ…まぁいいよ」
そして去ろうとするタクヤを引き止める
「待って!ほ、本当に違うから…
ていうかあの地震があってから少し変だと思う」
僕の言葉にタクヤは少し明るい表情で言う
「お前!地震のこと覚えてんのか!?」
その言葉に少し疑問を持ちながら聞く
「え?みんな覚えてないの?」
タクヤは言う
「あぁ。話してる途中、地震の話題を振っても
なんも覚えてなさそうだった」
僕はタクヤに提案する
「これさ、絶対何かあるよ。
一緒に元の世界に戻そう」
その言葉にタクヤは疑問を持つ
「なんでお前が戻したいんだよ?
お前からしたらいい世界だろ」
タクヤがそう聞くと答える
「なんか、疲れるから」
タクヤは言う
「そんな理由か。まぁいいや。協力してやる
俺が陽キャの立場を取り戻す為だからな?」
タクヤの言葉に少し明るく言う
「うん!ありがとう!」
タクヤは少しイライラしながら言う
「にしても、お前じゃないなら誰だよ。
今まで努力して人間関係築いてきたのに
全部ぶっ壊しやがって…」
タクヤの言葉に少し陽キャへの考え方が変わった
小声で呟く
「そっか…努力して陽キャの立ち位置にいるんだ…
陽キャ嫌いはただの嫉妬なんだな。
努力できない自分を否定するための理由作りだ」
僕はすこし陽キャのことを良く思うようになった
そして元の世界に戻す為の旅が今始まる…




