3.
キャラクター
白羽碧
主人公。四月一日碧から白羽碧になった。2月4日生まれ12歳
白羽朱音
人見知りの12歳。2月4日生まれ
碧視点
ピピピッ…ピピピッ…ピピピピピピ…
目覚まし時計の音がする。7時。朝だ。
碧「ふわぁ…朱音おはよ…う」
朱音がいない。寝る時は確かに居た。
碧「もう朝ごはん食べ行ったのかな…ん?置き手紙だ」
碧姉さんへ
私は急用が入ったため、先に行かせてもらいます。
朝ごはんは食べに行っててください。朱音
碧「はぇ〜…急用…」
なんかあったのかな?と思いつつ、私はレストランへ向かった。
今着ている服は学校から貰ったルームウェア。この服を着て寮を移動できるからとても便利。
動きやすいのに、寝やすい。これほど使いやすい服はあるだろうか。
碧「…あ、」
ドアに手をかけた時、思い出した。
碧「今日から学校じゃん」
レストランは注文式。おすすめのメニューは人気の「イルカカレーとサラダ」「山食パントーストセット」。
よし、頼もう。その時だった。
心夜「イカ墨パスタも追加で!」
隣の席の女の子が言った。
明花「ちょっと、朝からイカ墨なんて食べて…歯黒くなるぞ?」
心夜「だって美味しいだもん、!」
イカ墨かぁ…私はある本の影響でポンデリングをめちゃめちゃ食べてた時期があったなぁ…
心夜「あ、そういえばさっき、白羽朱音が制服着て歩いてたなぁ」
碧「え、、、!!?」
あ、やべ。時すでに遅し。心の声ダダ漏れだよ…
碧「あ、私その…朱音の姉で…」
心夜「そうなんだ〜顔が似てる気がしたら、そういうことだったんだねぇ」
明花「4分の1の魔法使い…だよね?」
私達の話、広まり過ぎじゃない…!?
碧「どこでその情報を…」
明花「2年の先輩達が言ってたんだよな〜たしか」
碧「にね…ん、!?ゲホッ…ゴホッ…」
「ほうれん草のキッシュ、じゃがいも入り」を食べていた私は思わずむせてしまった。
明花「4分の1狩りされちゃったりして〜なんて…ってあれ」
心夜「白羽碧の魂が抜けていく…スゥ…^o^」
明花「おいやめんか笑」
2年の先輩達…4分の1狩り…なんなんだろう…
心夜「私、星月明花しか友達いないから沢山友達作りたいなぁ〜…目指せ友達1億人」
明花「それだと日本の人口ほぼ全員になるっての…クラス一緒だといいな、碧」
碧「…っ…うん、!」
こうして、モーニングタイムは終わった。
中等部側の体育館(第一体育館)についた。入学式を終わらせた後、本校舎で自分のクラスを確認する。入学式が終わった後、朱音と合流することができた。
碧「あ、朱音。おーい」
朱音「…あ、おはようございます。碧姉さん」
碧「4分の1狩り…無いといいな」
朱音「……そうですね」
雫「あ、二人ともやっほ〜!!」
碧「雫さん、久しぶりですね」
雫「…ねね、タメ口で話そ?」
碧「あ、うん!」
朱音「あの、雫…さん、その…聞きたいことがあるのですが…」
朱音が少し聞きづらそうに言った。
雫「ん?」
朱音「お兄さんいますよね…?」
雫「あー…いるよ」
なんか気まずい…
碧「あ!クラス見た??」
雫「まだだった!!見ーよ!!」
朱音「あっ私も…」
クラスはこの通りだった。
クラス表
雪花雫→1組
穂高日向→2組
星月明花、百川心夜→3組
白羽碧、白羽朱音→4組
5組、該当者なし
よし、なんとかなった…かな?
教室はおしゃれな黒いパネル壁に黒板が前と後ろに一つずつ。20人分の机と椅子。机には引き出しが2段分ついている。
碧「みんなとは違うクラスになっちゃったねー…」
朱音「そうですね…」
林「はーい、ホームルーム始めるぞー」
林「担任の林です!よろしくお願いします!」
担任の先生は男の先生。林先生。
こうして、学校初日は終わった。
少しだけ朱音視点
朱音「…」
春日陽奈乃さん…やっぱり…
二乃「どうしたの?朱音さん」
朱音「あ、いえ……ところで、春日陽奈乃さんをご存知でしょうか…?」
二乃「あ〜…4分の1狩りのね〜…今はこの部長が許すわけないだろアホか!!って気持ち〜笑」
私は靴箱を開けた。すると、1枚の紙が落ちた。
朱音「…ええ…」
二乃「早速来ちゃったみたいね!!頑張って^ - ^」
朱音「…はは」
明日放課後
多目的室で待っている
春日陽奈乃
陽奈乃「…」
はじめまして。た.です。
名前の由来は特にありません。
この物語を書いているのは私ではありません。
私はこの物語を伝えに行っているだけなので、作者はどこにもいません。
そして、事前公開をした人とは別の人です。
それを踏まえて、お楽しみください。