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大袈裟なシマウマ

作者: 石川 瑠佳

 シマウマは走る。アフリカの平原を。

 シマウマは、頭痛がしてきた。シマウマは、ゆっくり歩きになって、止まった。

 ある映像が脳に入ってきている。そして、赤いものが光っていると思ったら、青に変わった。黒っぽい地面に白い長いものがあって、それが交互になっている。黒白黒白黒…。これは、何だ。もしかして、これは自分たちを表しているのか。

 シマウマはイメージの中で、寝転んだ。すると、人間たちが「車」と呼んでいるものが凄いスピードで向かってきた。これは、脳の中でのイメージ。現実では、大丈夫なのだが、シマウマは驚いて走り出した。

 そりゃあ、横断歩道で横になっていれば危ないが、イメージなだけなのに。


 これは、多分、超能力を持っているシマウマが、同じく超能力を持っている人間の頭の中のイメージで見せたものかもしれない。恐らく人間は横断歩道で、シマウマをイメージしたのだろう。



               終

まあ、びっくりするけどね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] たしかに横断歩道からシマウマは連想できます。 でもそれが実際にシマウマの頭の中に渡独というのは発想として面白いです☆彡 楽しかったです(*^^*)
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